台湾のレシートは「統一發票」という名称の宝くじ付き。当選番号の発表は２ヶ月に１度（奇数月）の２５日、前回分を新聞や財政部のホームページに掲載しています。
それまで台湾は、領収書やレシートを発行する習慣があまりなく、脱税もしやすかったそうで、台湾の財政部税務署が、主に「脱税対策」としてレシート宝くじを考案。
レシートに通し番号を附番して宝くじも付ければ、お店もきちんと発行するようになるし、ついでにちゃんと受け取る人も増えてポイ捨ても減るだろうと思ったら、予想以上の大当たり！
ちなみにレシートは、お店で買い物をするともらえますが、屋台や露天などではもらえません。
金額は、６等のＮＴ＄２００（２００元＝約７００円）、
特等はＮＴ＄２００万（２００万元＝約７００万円）。
ただし、
- ４等賞以上の当選者は、賞金の２０％を税金としてひかれる。
- 外国人でも当たれば一応、換金はできるそう。３ヶ月以内に当選レシートに名前など必要事項を記入し、身分証明書（外国人はパスポート）をに持参する必要あり。
- 特賞と1～３等はレシートを貰った縣や市政府に指定された金融機関へ。４～６等なら、各地の主要銀行（台湾銀行、など）に行けばよい。
当選をその場で確認できないし、日本に帰国した後は換金しようがないので、
- 誰かにあげる
- 友人に頼む（次回会ったときにもらう）
- 寄付をする
台湾の空港の出発ロビーには「レシート募金箱」設置されている。大抵は出国審査に向かう前の手荷物検査場の扉のあたりに置いてある。
私は、友人にあげたり、飛行機を待ってる間にいかにも旅行にいく感じの台湾人の方に差し上げました（笑）。えらく喜ばれて、お菓子やお茶をもらったり。本来なら捨てちゃうレシートでちょっといい思い。もしかしたら、当たるより楽しいかも。
当選番号の確認は下記のサイトでどうぞ。
●台湾 財政部税務入口網（eTax Portal, Ministry of Finance）
https://invoice.etax.nat.gov.tw/
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