台湾|台湾の火鍋(3):たぶんこれが火鍋の定番スタイル

 やっと定番にたどり着いた気がしなくもないけど、火鍋というとこのスタイル!スープの色で紅白にしている感じ。


写真のように真ん中で仕切ったタイプと、太極の「陰陽」に見立てて曲線で仕切った「鴛鴦火鍋(ユァンヤン フォーグォー)」の2種類。鴛鴦とはオシドリのこと。どちらも底の方には隙間があるので、あまりかきまぜないほうがいいそうです。


麻辣火鍋
頂いているのは、四川料理の「麻辣火鍋」(マーラーフォーグォー)。
四川で食べたことがある人に言わせると、台湾の麻辣火鍋はそれほど辛くないそうですが、日本人からすると十分辛い!!!「辣」って辣油の「辣」なので、そりゃー辛い。一応、「大辣」「小辣」など辛さの指定ができるようになっていたけれど、「小辣」でも体は汗が噴き出すほど温まります。

ちなみに、この「麻辣火鍋」、安いチェーン店みたいな店構え+空いているところに行くと辛いだけでうまみが全くありません。「大量の辣油+お湯」かと思うような、舌を刺激するばかりで、具の味もわからないくらい。ある程度の値段のところで、人がいっぱいいるお店に行かれることを、(強く)お薦めします。



養生煮火鍋(モンゴル火鍋)
東京にも店舗があるお店の鍋のご紹介。天香回味(テンシャンフェイウェイ)というお店の「養生煮火鍋(ヤンセンジューフォーグォ)」、別名・モンゴル鍋。

スープは「天香鍋底(辛味)」、「回味鍋底(普通味)」、「素食鍋底(ベジタリアン)」の3種類の中から選べますが、2つの味が1度に楽しめる「天香回味鍋底(辛味と普通味)」を注文。胡桃みたいな丸い実は「草果」というスパイスだそうで、消化不良などに効果があるのだとか。そのほか、ニンニクやクコの実など、68種類の香辛料を使っているそうです。大きな四角いのは揚げ湯葉。

行ったのは台北にある中山店、お客さんが入って来たとき「銅鑼」を鳴らします。ユニフォームもモンゴルっぽい。東京の店舗ではこうしたサービス(?)はないようです。


食べログ 台湾:天香回味
https://tabelog.com/taiwan/A5403/A540306/54000082/dtlphotolst/1/smp2/

●天香回味(テンシャンフェイウェイ)日本
https://tenshanfayway.com/


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