Health|断食体験記(1):施設

初めての断食体験!いきなり6泊7日で挑戦してみました。
断食というと、施設が「古い」「ぼろい」、水くらいしか飲めないのに激しい運動をするなど、ドSな指導をされるイメージもあるようですが、断食の目的は、医療系、宗教系など様々、施設の設備もグレードも様々。



今回、私がお世話になったところは、東洋医学系のところ。結論から言うと、とても「快適」で心身共にとても休まりました。正直、また行きたい!!




1.施設の特徴
海辺の温泉付き別荘といった雰囲気で、リピーターの方も多く、「敢えて何もしない贅沢」という時間を過ごしたくて来られる方も多い様子。
また、この施設の特徴のひとつとして、「個室」と「相部屋」の2タイプがああります。
院長先生が若き頃にバックパッカーとして旅をして、見知らぬ者同士が安宿の相部屋に泊まり、様々なことを語り合い、心の交流をしたご経験があり、ここに来た人たちにも、心が豊かになるような経験をしてほしいという願いからだそうです。


日本にいると、海外での安宿旅行やルームシェアのような経験をする機会は決して多くないし、学生時代と違って大人なると、自分とは違う属性の人と知り合う機会も、ざっくばらんに話す機会も減ってきます。
せっかく与えてもらった機会なので、敢えて相部屋を選択(正解でした!)


2.多目的スペース、図書コーナー
決められた時間にここでみんなでいただきます。衝立てがあるのは、人によってコース期間が異なるから。恨みがましい視線を送らずに済みそう(笑)。



また、ここの部屋にマッサージ器やフットバスがあるので寛いだり、談笑していてもOKです。時にはここで講座も行うし、テーブルを片付けてヨガをやったりしています。


通路には図書コーナーがあり、断食に関する本や心理学の本、雑誌など色々揃っています。でも、漫画「美味しんぼ」もあったの、なんで?(笑)。




3.温泉施設
温泉施設は、個室風呂、大浴場、露天風呂の3種類!
個室は1つ、空いている時に利用できます(予約不可)。大浴場や露天風呂は、午前中は男性のみ使用可とか、男女別で時間枠を決められます。アメニティは揃っていますが、肌に合うか不安な方はご持参を。

個室風呂。予約制です。


露天風呂の浴槽は2つあり、どちらも小さく一人用です。





大浴場は撮影できませんでしたが、パウダールームだけは何とか撮影できました。ちなみに、断食中の入浴時間は短めの方がいいようです。





4.フィットネス部屋
小さいながらも、マシーンルームもありました。眺望よし!人によっては、断食中、身体を動かしたくなるらしいのですが、雨の日はウォーキングとかできないですから、有難いですね。




5.診察室&施術室
滞在中には、東洋医学の治療(カッピング、鍼灸など)もあります。その他、これでもかっていうくらいの施術をしてくれます。
その人の体調や滞在日数にもよりますが、私がしてもらった施術は、ひまし油の湿布、足に圧をかける器具(名前がわからない)、鍼、お灸、マッサージなど。



オプションとして別途料金がかかりますが、アロマテラピーとか色々ありました。



6.周辺環境
本当に至れり尽くせりだけど、さすが断食施設、館内にタバコやジュースの自動販売機はありません。売ってるのはお土産用の「有機大豆醤油」とか(笑)。外に出ても、コンビニや商店はもちろん、自販機すらすぐそばになく、断食環境としては抜群。
ただ、緑は多いし、海も近いし、周囲には日帰り温泉の施設もあります。




*  *  *  *  *  *

【注意】個人の感想・体験を書いたものです。効果や効能を保証するものではありません。また、断食は、健康に直接関係するため、(特に、心身の健康に不安がある方は事前に医師に相談したうえで)、実績ある専門家の指導のもとで行うことをお薦めしています。













コメント