断食3日目、今日から回復食です。何だ、もう挫折したのか?と思われそうですが、診察の結果、私の場合は2日間となりましたが、十分効果はあるみたいです。もう1日断食を行う人は、青汁のような汁を飲んでいました。
すごく味を感じるのと、この量でお腹いっぱい。「食べたい」とか「やっと食べられて嬉しい」気持ちはあっても、まだ身体はそんなに「食べられる」状態ではないのですね。
食べてみると体がホカホカ温まり、汗が出るほどで、冷えていた足もホックホク。ダシの味やの味がしっかり感じられました。もともとドレッシングとか即席ダレとかそれほど使わない方なのに、我が家の台所を思い浮かべ、あんなに調味料要らないのでは・・??その分、いい塩とか醤油を買おうかなあ、と。(←この気持ち、いつまでもつか)。
<この日摂取したもの>
- 朝食:玄米入り5分粥、味噌汁、極小の梅干
- 夕食:5分粥(五穀米)、味噌汁、梅干、豆腐、にんじんを茹でたもの
- 水(1400ml)、はぶ茶(200ml)、生姜湯(200ml)
濃い味に慣れきっていたんだなーと思います。
こういう些細な気づきはとても嬉しいです。
断食では、断食した日数と同じ、もしくはそれ以上の日数をかけて、段階的に摂取量を増やすことが必要だそうです。
汁だけの期間よりも、実はこの「回復食」の期間こそが、断食のもっとも大切なプロセス。普段よりも吸収がよくなっている状態なので、ここでドカ食いしたり、これまでと同じ食事を摂る方が怖いみたいですよ。
風邪とかで数日寝込んであまり食べないでいたときも同様に、楽になったからといってパクっと食いつかず、少しずつ常食に戻した方がいいようです。
断食終了後は、
- 油は一切使わない
- 味付けはダシのみ
- 柔らかく消化吸収のよいもの
を摂っていきます。つまりは、身体に優しいもの。
断食反応、3日目の記録
ひどい頭痛や吐き気は完全に治まりましたが、まだ少し残る倦怠感や眠気、口の中の不快感で目が覚めるほど。慌てて洗面所へ行ってびっくり!舌も唾液も真っ白。歯磨きをした後は舌がなめらかで、表面が薄くなっているように感じました。
まだ横になっていたかったけど、少しは動こうとヨガ教室や遠足にも参加してみたところ、「自然とそうしたくなる」状態になるまではもう少しかかりそう。
この「少しは〇〇しないと」「〇〇しなくちゃいけない気がする」「いつまでも怠けていてはいけない」が行動の動機・・、普段の生活でついた癖ですよね、これ。
せっかく体に任せようと思ったのに。
もとの生活に戻ったら、またそうやって動かないといけないことが多くなるので、ここでは、以下のような練習をする場と思うことにしました。
- 何かに気づいたら、それを無視しないこと
- その気づきに対して、どうするかを決めること
- 行動を変えることを選択したら、とにかくやってみること
症状は多少残っていても、刻々と変化して楽になってきています。書き忘れてしまったけど、東洋医学の施術は毎日何かしらあって、昨日は「ひまし油の湿布」と「吸い玉(カッピング)」の施術をして頂きました。
寝る+自然が多い環境で適度に動く+好きなことする+温泉でリラックスする+必要な施術を受けて心身を労わる・・・、1週間もかけなくても、こういう時間をこまめに取れるようにしたいですよね。
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【ご注意】個人の感想・体験を書いたものです。効果や効能を保証するものではありません。また、断食は、健康に直接関係するため、(特に、心身の健康に不安がある方は事前に医師に相談したうえで)、実績ある専門家の指導のもとで行うことをお薦めしています。
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