湘南|美術館のカフェ:カフェ・ルシュマン(茅ヶ崎市)

 

こんなにモリモリと育った緑の中に素敵なカフェがありました。しかも、JRの駅から徒歩7~8分、さすが湘南という感じ。割と穴場的な感じもするこのカフェは、茅ヶ崎美術館内にある「カフェ・ルシュマン」さんです。すごく寛げる雰囲気です。

 

美術館に併設されているカフェは、「混んでいる」「高い」「閉店時間が早い」ことが多いのですが、こちらは平日のランチタイムを避けたらか、空いていました(ただし、企画展が人気のものだったりすると、平日でも混んでいるそうです。)

 

 

茅ヶ崎美術館は、1998(平成10)年に開館した市立美術館。
お隣の平塚市の平塚市美術館のようと比べるとかなりこじんまりしていますが、小規模ながらも郷土ゆかりの美術家の作品を収集・展示、現在約2000点の美術品を収蔵しています。企画展もいろいろ頑張っている感じがします。


 

この美術館の敷地は、明治時代の俳優・川上音二郎とその妻貞奴が暮らした自宅や、実業家・原安三郎の別荘があった場所。現在は「高砂緑地」と呼ばれている小さな緑地公園で、松と梅の木、小さな茶室があるのが見えました。奥に進むと、別荘の基礎が残っていたり、平塚らいてうの碑があったりします。


カフェは2階にあります。美術館に入らずカフェの利用のみもOKです。


 

ここのカフェの特徴として、地産地消にこだわっているというか、茅ヶ崎にお住まいの建築家の方が設計したそうです。また、茅ヶ崎近隣の農家から直送した地場野菜を使用するだけでなく、他の食材も茅ヶ崎のお店のものを使用。たくさんのお店が協力店となっており、企画展に合わせたフードメニューも提供していたりします。


 

それでいて、他のちょっといいカフェとさほど値段が変わらないというか、少なくとも「美術館のカフェは敷居も値段も高い!」と身構えずに済む感じです。

 

テーブルには季節の花が。

天然木のテーブルもいい感じでした。
こんな大きな窓と景色と、素敵なインテリアの別荘欲しいなあ・・・とつい思ってしまうところが、かつて別荘地だった茅ヶ崎らしくもあります。

 

駅前のカフェは混んでいるよね、なんてときはこちらもよいかと。


茅ヶ崎美術館
https://www.chigasaki-museum.jp/ 

美術館カフェ Le chemin ルシュマン
https://sites.google.com/site/lechemincafe/






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