Thailand|王宮(3):プラ・スワンナ・チェディ/他いろいろ

王宮の中にはいろんな仏塔や御堂があり、タイ語は馴染みがなく覚えにくく、どれがどれだかわからなくなること必至。個人的なメモでは適当になるかもしれない・・。ブログをやっててよかったと思う瞬間です。


王宮は、1782年のバンコク遷都のときに着工して以来、約200年以上経った現在まで、歴代の王様たちが増改築を重ねてきています。今度いつ来るかわからないけど、その頃にはまた変わっているかもしれません。



プラ・スワンナ・チェディ(Phra Suwanna Chedi)

上記のプラサート・プラ・テープビドーンの両端に建つ仏塔。ワット・プラケオで最も古い建造物だそうです。



タイの寺院は、遠くから見てもきれいですが、近寄って細工を見ると、かわいらしかったり、ユニークで親しみが湧くものがあります。プラ・スワンナ・チェディの台座を支えるヤックとモックの像は、よく見たら一体一体違う表情や顔の向きが異なっていました。芸が細かい!





プラサート・プラ・テープビドーン(Prasat Phra Dhepbidorn)
エメラルド寺院本堂の向かい側に建つ王室専用御堂で、歴代の国王像が収められているそうです。十字型の建物の中央にあたるところに仏塔が建てられています。内部は一般公開されていません。



本堂の前に建っている枝葉を扇形に広げている変わった木は「旅人の木」というのだそう。名称の由来は「葉柄に雨水を溜めるため旅行者の飲料水供給源として利用されたから」、「高木は葉が東西方向へ扇状に広がることから旅人にとってコンパスの役割を果たすから」などの説があります。
御堂の両側に植えられていたので、仏教的な理由かなとも思いましたが、真相はわかりませんでした。





8つの仏塔(Eight Prangs)
仏陀が亡くなり、その遺骨を8つの部族に分配したことにちなんで建てられたといいます。 8つとも色が異なっています。



さすがに8つすべてを1枚の写真に収められない・・・・




プラ・モンドップ(Phra Mondop)
ワット・プラケオの中でも初期に建てられたもの。ラーマ1世の金の経典が納められているそう。こちらも内部は一般公開されていないようです。




鐘楼
お寺の鐘ではなく、教会の鐘みたいな感じ。
より広く響くように高い位置に置かれたそうです。





ウィハーン・ガンダーラ(Wiharn Gandhara)

他の建物と随分違う印象ですが、これも仏舎利塔だそうです。金ピカな建物やすごいデコった装飾を見続けたせいか、とても爽やかに見えます。




蒸し暑さと日差しの強さがすごいです。ちょっと曇ったとしても体感はあまり変わらず・・。でも、こういう気候だからこそ映える色彩なんでしょうね。写真では薄曇りだったり、逆光になってしまっていますが、晴れ間が差したときは、本当にきれいです。


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