横浜|パブリックアート:アンクルトリスが紛れてる「横浜港今昔」

 2004(平成16)年、横浜高速鉄道・みなとみらい線の開通と同時に開業した「日本大通り」駅。構内に横浜港の歴史を描いた陶板レリーフ板に、どこかで見たことがあるキャラクター(の形をしたもの)が紛れ込んでいました。

サントリーのトリス・ウイスキーのキャラクター「アンクルトリス」!

やっぱりと言うべきか、この陶板レリーフの原画・監修は、アンクルトリスの産みの親・柳原良平さんでした。横浜を代表するアーティストである柳原さんは、1931(昭和6)年東京で生まれ。横浜市中区に居を構え、数々の活動されていました。イラスト作品以外にも、船に関する本や絵本も出版されていたそうです。

●柳原良平オフィシャルサイトhttp://yanagihara-ryohei.jp/

 

この3つの作品では、それぞれ横浜の開港から現在までを1枚の絵に収めています。

左側:船三代と横浜港
開港のためペルリ提督が乗ってきた黒船「サスケハナ」、明治時代の太平洋航路の客船「春洋丸」、「クィーンエリザベス2」が描かれています。

 


中央:三つの塔 K、Q、J
おなじみの横浜の港のシンボル3塔。キングは神奈川県庁、クィーンは横浜税関、ジャックは横浜開港記念会館。

 

右面:今日の横浜港の姿
横浜港で一番最初に造られた大さん橋(現在の桟橋と上屋は2002年竣工)。クルーズ客船「飛鳥」。明治末期から大正時代にかけて造られた赤煉瓦倉庫。現在のみなとみらい地区の代表的な建物、ランドマークタワー、クイーンズタワー、インターコンチネンタルホテル。

この形でアンクルトリスだと認識できちゃうって、昭和世代だなあ。

懐かしみたい方はこちらへどうぞ。
●横浜みなと博物館https://www.nippon-maru.or.jp/y-museum/



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