鉄道と駅舎|海が見える駅:JR鶴見線「海芝浦」駅

海芝浦支線の終着駅「海芝浦」駅。ホームが海(京浜運河)に面し、東芝エネルギーシステムズ(旧:東芝・京浜事業所)の敷地内にある従業員専用駅というちょっと珍しい駅。


駅の改札出口=会社の門。駅舎はJR東日本の所有ではなく、東芝エネルギーシステムズの建物の一部なので、関係者以外は改札を出られないし、「駅舎」がない駅とも言えるかもしれませんが、屋根もありません。

 


開業したのは1940(昭和15)年、 鶴見臨港鉄道の駅として旅客営業のみでした。1943(昭和18)年に鶴見臨港鉄道が国有化されたことにより、鉄道省鶴見線の駅になりました。駅名は、東芝の前身「芝浦製作所」と、この駅が海に接していることから名づけられたそうです。


運河側を撮影はOKでも、反対側(東芝の建物や入口など)は撮影不可となっています。ホームには、普段、私達が駅で見慣れているものがなく、簡易ICカードリーダーはあるけれど、改札も券売機もなく、ホームには駅名板と時刻表はあっても「番線」やその表示もなく、時計もベンチもありません。

見えるのは、工業地帯らしい風景でした。





改札から外には出られなくても、改札を出ずにそのまま行ける公園があります。東芝の敷地ですが、9:00~20:30まで開放されています。ベンチが置いてあるくらいで、自販機もないので、飲み物は持参された方がいいと思います。





以下、2014年に撮影したものです。
この頃はまだ屋根があり、柵も隙間が広いタイプなので、運河がよく見えました。

 



あまり変わりそうもない風景もやはり7年近く経つと、色々変わっているものですね(これだけ海に近いと色々傷むから、削れるものは削った感じが・・) 

 



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