台湾|日本統治時代の建築:華山創意文化園区 (台北市中正区)

日本統治時代に建てられた酒造工場の跡地のアートスペース「華山創意文化園区 」。長い間放置されて廃墟と化した工場跡をアーティスト達が占拠したことが始まり。次第にアートスーペースとして利用されるようになりました。

 

光華商場(日本で言う秋葉原みたいなところ)のすぐ近くなので、東京だったらとっくに解体し、商業施設に建て替えして、いかに利益を出すかに心血注ぐところかと思います。

もともとは芳醸社という日本の酒造メーカーの工場として1914年に建てられ、終戦後は、台湾最大の酒造工場として稼働、1957年に操業を停止しています。


その後、菸酒(タバコ・酒)公売局・台北酒廠倉庫として使用はしたものの、工場自体が移転し、広い敷地まるごと放置されていました。

 

 

現在はだいぶ手直しはされていますが、奥に行くとまだ、タイルが崩れていたり、足場が悪かったりと、荒廃した感じが残っています。

 


荒廃した感じを生かしてファッション関係の撮影が行われてました。



入口に近い棟では、若きクリエイター達の活気であふれ、学園祭みたいな感じで、いい雰囲気。最近では、少しずつメジャーな作品も扱うようになってるみたいです。



工場だったので敷地は結構広いので、暑い日は結構大変(笑)。

ネットでも調べられますが、大きなホテルだと観光ガイド(フリーペーパー)が置いてあり、そこにイベント内容が掲載されいたりもします。ホテル内もチェックしてみてくださいね。

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【追記:2010年4月】
名称が「華山1914文化創意産業園区(Huashan 1914 Creative Park)」に変更され、グッときれいになっていました。
https://www.huashan1914.com/w/huashan1914_en/index
















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