東京|近未来的な新駅:JR「高輪ゲートウェイ」駅

古い木造駅舎ばかり注目してきたけど、最近できた新しい駅も見学してきました。JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅。随分前に、品川駅と田町駅の間に駅ができると聞いたけど、2020年3月14日開業、JR山手線では49年ぶりの新駅だそうです。

 

決定した駅名について世間からは反対意見が噴出し、オンライン署名サイト「Change.org」では駅名撤回を求める署名運動も行われ、47,930人分集まったそうです。

 


これに対してJR東日本は「駅名を変えるつもりはなく、駅名を変えるよりも浸透させる努力をする」と回答。
『古来より街道が通じ江戸の玄関口「高輪大木戸」として賑わいをみせた地であり、歴史を受け継ぎ今後も交流拠点としての機能を担うことで、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展につながるようにとの願いを込めて選定した』とコメント。



 

また、2019年4月に駅西側周辺の再開発工事中に、約1.3キロメートルにわたる「高輪築堤」の遺構が発見されたそうです。日本初の鉄道の開業時に、田町から品川までの約2.7キロメートルに堤を建設して線路を敷設したもので、世界的にも珍しい海上築堤。明治末期から昭和初期にかけてこのあたりの埋め立てが進み、正確な位置が分からなくなっていたといいます。

出て来たのはよかったけれど、調査や保存はどうするのか、まだまだ結論は出ていません。

 

ガラス張りの駅舎、建築家・隈研吾氏がデザインした「和」をイメージした構内、明朝体フォントの駅入口の表示、AI案内ロボットなど、これまでの駅とはずいぶん雰囲気が違います。 せっかくの近未来的な駅だけど、今、駅前に何があるというわけでもありません。周辺はこれからどんどん開発されていくと思います。



平仮名で書くと「たかなわげーとうぇい」。読みにくい(笑)。



 夜はこんな雰囲気です。
 



それにしても品川駅~田町駅の距離や時間を考えると、この駅は(とてもきれいなのですが)果たして必要なのかどうか、今でもよくわかりません。おそらくその答えが出るのは、ずっと先のことだと思います。

この地域には車両基地があって、JR東日本東海道本線などで使う電車や客車、機関車を収めていたそうですが、機関車や客車は寝台列車の廃止などで不要になったことと、上野東京ラインが走り始めたことで不要にななったからと言われています。
素敵な駅舎だけれど、それだけの理由なら新しい駅とか駅前に複合施設を新しく建設する必要もないのでは?とも思います。これだけの土地を遊ばせておくわけにもいかないので、街づくりをしてしようという感じでしょうか?

今ある素敵な古い駅がすがたを消して、こんな感じの駅が当たり前の時代になっていくのかな。これが当たり前になるまでどれだけ建替えなきゃいけないかわかりませんが、そういう光景を見るのはたぶんずっと先。生きてるかな(笑)?

 

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<編集後記>
最近の東京の再開発を見ているとやり過ぎな気がするのですが、どうでしょうか? 今、見ている景色は、3年後、5年後にはなくなってしまう・・・そんなことばかり。え?そこも再開発するの?それも壊しちゃうの?っていう話題がこれからどんどん出てくるように感じています。この「高輪ゲートウェイ」駅はそういった騒ぎの序章に過ぎないと思ってます。

 

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