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2025-06-17

東京|616・最高裁包囲ヒューマンチェーン共同行動

 

2025年6月16日、最高裁判所を包囲するヒューマンチェーン行動が行われました。きっかけは、2022年6月17日の最高裁の判決、福島第1原発事故に関し「国に責任なし」。つまり「津波対策が講じられていても、事故が発生した可能性が相当ある」「国が東電に対策を命じても事故は防げなかった。だから国に賠償責任はない」というものでした。
 

 
「ちょっと何を言ってるのかわからない」と人を混乱させ、落胆させ、激怒させた迷文ですが、これが今の日本の最高裁の判決?
これに抗議する人たちが、昨年に引き続き今年も日本各地から集まりました。
 

2024-09-30

東京|あれから約8年「パーラー・キムラヤ」(港区新橋)

久しぶりに新橋の「パーラーキムラヤ」さんへ。以前にもブログで書いたけれど、2024年も後半に入った現在でも変わらずに繁盛していることが何だか嬉しい。


その間にコロナ禍があったり、今でも材料高騰、その他支払の増加、人手不足、後継者問題など個人経営のお店は厳しい状況が続いています。なので、チェーン店よりも個人経営のお店に足を運び続け、仮にキャッシュレス対応を始めたお店であっても現金払いを貫いてきたけれど、ふと思った。支えられているのは私達の方ではないかと(笑)。

2024-08-19

東京|明治時代創業の喫茶店:カフェ・パウリスタ(中央区銀座)

創業が1911(明治44)年の喫茶店が銀座にあります。日本最古の喫茶店と紹介されることも多いけれど、日本最初のカフェとされているのは、1888(明治21)年に開店した「可否茶館」 。今はもうないので、現存するものの中で最古という意味かもしれません。100年を超えてる老舗です。

お店の名前「パウリスタ(Paulista)」は、「サンパウロの」とか「サンパウロっ子」という意味だそう。100年以上前に創業されたことと重ねると、ブラジルへ移民として渡った日本人たちのことが思い浮かびます。

2024-05-31

東京|1962年創業「喫茶銀座」(渋谷区恵比寿)

JR・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅徒歩4分くらいのところにある「喫茶銀座」さん。1962(昭和37)年創業の老舗喫茶で、このあたりでは一番古いかも。

中央区銀座とは何ら関係なく、「恵比寿銀座」にあるからだそう。商店街に「〇〇銀座」と名付けたのも昭和っぽい。

2024-05-28

東京|矢橋作品のモザイク壁画(2):東京メトロ日比谷駅(千代田区有楽町)

全然詳しくはないけどモザイク画とか割と好きで、見かけるとついパチリと撮ってしまいます。東京メトロ日比谷駅改札を右側に出て、ミッドタウン日比谷入口の脇、有楽町の東京交通会館にあったものと同じ矢橋六郎さんの作品です。


 改札付近や構内も含め4カ所。日比谷公園の様子がモチーフとされ、「噴水」「花」「朝焼け」「木立」を描いているとか。

2024-04-30

東京|ゴージャス系レトロ喫茶「Coffee Shop ギャラン」(台東区上野)

 

日本がすごく元気や勢いあった頃の雰囲気そのままのレトロ喫茶、上野の「Coffee Shop ギャラン」。1977(昭和55)年開業なので、バブル時代ではないけれど、ゴージャスというかバブリーというか。今はもうあまり残っていないタイプのお店のような気がします。

場所もJRや地下鉄の上野駅からすぐ近く、マルイのすぐそば。京成電鉄の上野駅からも徒歩2分くらいということもあり、夜も23時頃まで営業しています。

2024-04-26

東京|シュークリームって百年前からあるんだ!創業百年「ヒロタ」

おやつや気軽な手土産として人気のシュークリーム。すっかり「ビアード・パパ」に押されている感じもするし、コンビニにも当たり前のように置いてあるけど、昭和育ちにとってはやはり「ヒロタ」のシュークリームの味が落ち着きます。大きさや原料、クリームの味をはじめとするレシピもほとんど変わっておらず、あの1箱4個入りの紙パックも健在。

写真を撮るまで気づかなかったけど、チェック柄の中に「H」の文字が隠れている

 シュークリームが一般に普及したのは、庶民が冷蔵庫を買えるようになった昭和30年代から。そういえば「おばあちゃんは洋菓子はあまり食べたがらなかった」という記憶も手伝ってか、戦後に日本に入って来たものだと思っていたら、100年の歴史があるとはちょっと驚きでした。

2024-03-26

東京|老舗喫茶の2号店:はまの屋パーラー 日比谷店【閉店】

 

以前、有楽町の「はまの屋パーラー」さん移転の記事を書きましたが、日比谷店も帝国ホテル東京タワー館の建て替えに伴い、2024年3月31日をもって閉店と聞き、ギリギリのかけこみ的なタイミングで行ってきました。

 

タワー館は 1983(昭和58)年にホテルとオフィスと商業施設を備えた日本初の複合ビルとして開業。はまの屋パーラーさん自体の創業は1966(昭和40)年、もしタワー館竣工時の入居だとすれば、2号店として40年営業していたことになります。こちらもいつも混んでいる人気です。

2024-03-19

東京|神様からの預言が聞ける珈琲専門店?:預言カフェ(港区赤坂)

変わっているカフェはないかと探していたところ、ふと目に入った「預言CAFE」。プロテスタントのキリスト教会「アライズ東京キリスト教会」のサポートで運営されている珈琲専門店ですが、何と!神様からの預言が聞けるそう。


私はキリスト教徒ではないし、ひょうきん族の「懺悔の神様」が頭に浮かんだくらいだから、信仰心があるとは言い難い。それでも行っていいのだろうか?と思いつつ、これもご縁。足を運んでみました。

2024-03-07

東京|第一ホテル東京 ロビーラウンジ(港区新橋)

新橋にある第一ホテル東京のロビーラウンジで、ブーケのようなマロン・パフェを頂きました!JR・地下鉄の新橋駅から徒歩圏。サラリーマンの聖地とかおじさんの街と言われる場所柄、このあたりにはビジネスホテルしかないと思われがちだけど、エレガントで落ち着いた雰囲気のホテルです。


ですが、ロビーラウンジの敷居の高さをあまり感じさせず、利用しやすいと思います。それにここのスイーツは可愛らしい!

2024-02-24

東京|上野の有名純喫茶のひとつ:王城(台東区上野)/純喫茶の背景にあるドラマ

上野界隈はレトロ喫茶が多いところでもあるのですが、その中の有名店のひとつ「王城」さんにお邪魔してきました。JR上野駅から御徒町方面へ歩いて5分程度、丸井の裏の方にある昔ながらの喫茶店です。行ったのは平日の18:00頃でしたが、5分待ち。休日は並んでいる人もいるほどの人気店です。

創業時期は不明ですが、現在の場所に移転してきたのが1975(昭和50)年だそう。それ以前にも、上野の別の場所喫茶店の営業はされていたそうです。

2024-02-17

東京|大正時代の建築でお蕎麦:虎ノ門 大坂屋 砂場(港区虎ノ門)

とにかくいつも混んでいてなかなか入れなったお蕎麦屋さん「虎ノ門 大坂屋砂場」に行ってきました。1972(明治5)年、砂場本家「糀谷七丁目砂場藤吉」の暖簾分けで創業。虎ノ門という場所柄、幕末の三舟「山岡鉄舟」「高橋泥舟」「勝海舟」にも贔屓にされてきたそうです。


 現在のお店は、1923(大正12)年に建てられ、関東大震災や第二次世界大戦などの被災を免れました。また、近年の再開発では、愛宕下通りの道路拡幅工事の際に建屋を曳家で4m移動したものの、建物の風格は失われていません。店主さまも、現在ではもう6代目だとか。

2024-01-31

東京|モリモリのプリンアラモード:喫茶チェリー(大田区蒲田)

 

 大田区蒲田にある1960(昭和35)年創業の喫茶店「チェリー」さんに行ってきました。こちら、裏メニューということになっているプリンアラモード、800円。確かにメニューには載っていないものの、他のテーブルのほとんどの方が注文していて、全然裏メニューっぽくない(笑)。


プリンが見えないのですが、メロン型のどんぶりと言いたくなる器の底の方に押し込まれていました(笑)。

2023-12-25

東京|移転して生まれ変わった「Stone+」(千代田区内幸町)

「Stone有楽町ビル店」が、2023年10月いっぱいで惜しまれつつクローズしたことは以前の記事に追記をしていました。その後はどうするんだろうと思ったら、内幸町に移転し、明るくポップな内装の「Stone+(ストーンプラス)としてオープンしました。


あの立派な石材の行方が気になってしかたなかったのですが、残念ながら移転先では石材は使われていませんでした。お店のイメージもガラっと変わっていました。

2023-12-22

東京|帝国ホテル東京:ランデブーラウンジ・バー

 

本格的な洋式ホテルとしては日本有数の歴史を持つ帝国ホテル(現・帝国ホテル東京)の本館1階の「ランデブーラウンジ・バー」。現在の本館は3代目で1970(昭和45)年に建てられたもので、設計は、聖徳記念絵画館や学士会館などを手掛けた高橋貞太郎氏。


暗くてわかりづらいですが、床の絨毯の柄が『帝国ホテル旧本館』を設計したフランク・ロイド・ライトのデザイン柄になっていました。


2023-11-09

東京|日比谷公園のタリーズ/再整備工事中の様子

 

都内のカフェとは思えない光景ですが、2022(令和4)年5月にオープンした「タリーズコーヒー 日比谷公園店」 です。今年は11月なのに暖かい日が続いていることもあり、テラス席は空いてもすぐに埋まってしまいます。

 

お店の奥には特別スペースが設けられ、日比谷公会堂の開業当時の資料(東京都が記録・保管していた貴重なもの)の一部が紹介されています。

2023-11-06

東京|JR神田駅周辺・街歩き(2):高架下とか商店街の風景

神田と聞くと、東京駅や日本橋、秋葉原の間に挟まれているためすごい都会をイメージする人もいますが、小中規模ビルが立ち並びこのエリアだけ下町的、庶民的な雰囲気が残っています。何でここだけ?な感じです。大手町方面から来て日本橋川を渡るとタイムスリップをしたかのように街並みが変わります。

実は、煉瓦造りに見えるのは中央線の西側部分のみだったりする

JR神田駅付近は、東京に馴染みのない遠くから来た人がイメージする神田は、ちょっと遠いエリアのことだったりします。

2023-11-05

東京|JR神田駅周辺・街歩き(1):「今川小路」跡

神田駅の西口と東口(東京駅に近い方)に、かつて戦後の時代から生き続けたガード下の飲食店街「今川小路(いまがわこうじ)がありました。千代田区(鍛冶町)と中央区(日本橋本石町)の境あたり。

向こうには大手町の新しいビルが見える。

竜閑川を埋め立てた跡に建てられ、最盛期には居酒屋や焼肉店など16軒が肩を寄せ合うように並んでいたそう。ガード下にピッタリはめ込むように建てられた住居兼店舗、戦後の混乱期に建てられたような雰囲気。今ではもうほとんど見かけなくなりましたが、2017年9月に閉鎖・解体されるまで、大手町にこんなに近い場所に残っていたんですね。

2023-11-04

東京|1948年創業、豆の入手困難な時代を経て:斎藤コーヒー店(神田)

またまたJR神田駅周辺の記事です。この辺りはおいしくて珍しいコーヒーを頂ける昔ながらの喫茶店が多いのですが、お豆まで買えるお店も多いです。そのうちのひとつ、1948年創業の斎藤コーヒー店さん。西口から徒歩3~4分くらいのところです。

 

少し離れたところに焙煎のみをしているお店があるのですが、喫茶店は現在2店舗。1961(昭和36)にオープンした「日本橋室町店」は伝統的なスタイルの喫茶店。今回お邪魔したのは、「内神田店」。1983(昭和58)年に開店したセルフサービススタイルのお店です。

2023-10-31

東京|昭和の美人喫茶から専門店へ:神田珈琲園(神田)

旧万世橋駅から新橋駅まで続く赤れんがの高架橋は、明治の都市計画に基づく近代化遺産。ガード下の飲食店というと有楽町で、サラリーマンの憩いの場となっているけれど、神田駅にも規模は小さくともガード下には様々な飲食店が軒を連ねています。


飲み屋さんとかラーメン屋さんが多い中、カフェってちょっと珍しい。この神田珈琲園さんは1958(昭和33)年にこの場所でオープン。最初は自家焙煎の専門店ではなく”美人喫茶”だったといいます。もうそのカテゴリーがいかにも昭和ですよね(笑)。