横浜|黒湯で温まる:朝日湯(鶴見区生麦)

黒湯が出る銭湯は以前にも行ったけど(横浜市中区横浜市南区)、今回は横浜市鶴見区にある朝日湯さんに行ってきました。京浜急行電鉄本線「生麦」駅から徒歩3分くらいのところにあり、国道15号線沿いにあるので、車で通って見かけた方もいらっしゃるかと思います。

蒲田や川崎あたりの黒湯は、コールタールみたいな色で、油のような虹色のものが浮いていたり、ぬるぬる感があるかと思いますが(化石海水の海藻ミネラル含有量が多いせいらしい)。朝日湯さんもそうですが、横浜の黒湯はあっさりしていて無臭。ぬるぬる感に抵抗がある人にはお勧めです。

 

この朝日湯さん、建物も見事でして。
行ったときは雨の日の夜だったため、宮造りの立派な外観を撮ることができませんでしたが(周囲も暗い)、かつては屋根の上に大きな看板は温泉マークを模ったデザインと、「ラジウム」と書かれたかなり特徴的な看板があったとか。暗いし、大雨は降ってるしで、確認できなかった・・・
創業は1928(昭和3)年、この辺りも戦争中に被害があったエリア。特に鶴見区は海側の方は焼け野原になったので、朝日湯さんが当時どうだったのかはわかりません。その後に建て替えをしたとしても、随分歴史がある感じしますよね。

 

入って左側が男湯、右側が女湯です。

 

お湯は、地下152mから湧出した黒褐色の重曹泉 (ナトリウム炭酸水素塩系冷鉱泉・ラジウム含有)を使用。大浴場は温泉を使用した深めの浴槽、黒湯のほか、白湯を使用した超音波気泡風呂、赤外線風呂がありました。浴槽は水風呂を入れると全部で5つ+サウナ(追加料金)もあります。


中は、古い感じはありません。


 


 
脱衣所はこんな感じ。マッサージ機もおかまドライヤーも現役。どちらも3分20円!
 

 
とても天気が悪く、夜も20時を過ぎていたのですが、常連さんがちらほら。きさくで働き者のおかみさんとご年配の常連さんが談笑している光景は、昭和っぽい(笑)。


今度は昼間に来て、外観もしっかり撮りたいと思います。

ただ、生麦って京急の各駅しか停まらないし、駅前は何かあるわけでもないし(駅前は細い道でロータリーもなく、サイゼリアがあるくらい)、なかなか来る機会がないんですよね。生麦というと、生麦事件があったエリア、現在あるのは·①生麦魚河岸、②キリンビール横浜工場、③キリン横浜ビアビレッジくらいしかわからない(^^;)

朝日湯さんは、駅からはすごく近くて、分かりやすい場所なのが幸い。駐車場2台分はあるようですが、コインパーキングとかは見かけませんでした。

 

朝日湯
https://k-o-i.jp/koten/asahiyu-2/


※撮影・掲載は許可を頂いております。





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