Beauty|Doveの実験(2):本当の美しさを閉じこめないで【動画削除】

大人になってもそうだけど、特に10代の頃は容姿のコンプレックスは今よりずっと大きかったですよね。今回のDoveの実験では、学生証用写真の撮影を通して自分の魅力に気付いていくストーリー。閉じ込めてしまった美しさが開き始める瞬間です。


今度、免許とパスポート用の写真を撮る時は、(お世辞でもいいから)誰かに褒めてもらってから撮ることにしよう!


1.10代の頃、自分の容姿に自信をもっていましたか?
日本の10代の少女たちのうち、自分の容姿に自信をもっている人はたったの7%だそうです。そんなに少ないのかと、かなり衝撃的でした。
容姿に自信が持てずにいると、塞いだり卑屈になったり、消極的になったり。それは大人でもあるけれど、特に10代の頃は本当にきつくて、自己嫌悪とコンプレックスが制服着て通学しているようなものでしたよね。
周囲の反応も怖かったけど、自分自身に向ける目もそれはそれは厳しいものでした。自分の力だけで「いいところを見つけよう」「ありのままを受け入れよう」としても難しいのは当然で、いろんな人の力を借りる必要があると私は思っています。
ちなみに、この課題、程度の差はあれ、永遠のお付き合いです。


2.自信がない大人にも観て欲しい動画
以前、Doveの実験「リアルビューティー スケッチ」の記事を書きましたが、新たな動画が作成されていたので、シェアします。
前回のスケッチ編で助けとなったのは、たまたまその場に居合わせた他人の視線と、似顔絵捜査官の技術でした。今回は「毎日顔を合わせる人たち(クラスメイト)」です。


日本語版(英語字幕あり:字幕をONにしてください)
ダヴ:リアルビューティーID|本当の美しさを閉じこめないで


(動画の解説)※2022年動画は削除されました。

Only 7% of Japanese teenage girls feel confident about their looks. This is the lowest in the world. Dove is helping 40 million young people build self-esteem in the world. This video filmed the students at Hiroo-Gakuen how they discover their own beauty as seen through the eyes of their classmates. Dove will continue to encourage every girl to feel confident and like herself more.



「ダヴによる少女たちの美と自己肯定感に関する世界調査レポ―ト(2017年)」によると、日本の10代の少女たちのうち、自分の容姿に自信をもっている人はたった7%。これは、世界でもっとも低い数値です。

誰もが、自分の可能性を最大限に発揮できる世の中にしたいと願うものです。しかし実際には、若い人たちが自分の容姿への不安から消極的になってしまっている現状が明らかになっています。
日本の少女たちのうち、自分の容姿に自信が持てない人の10人に5人は、友達と関わったりクラブ活動に参加するなどのやりたいことがあっても、容姿への自信の無さが原因で諦めたことがあると回答しています。
また同様に10人に4人は、病院での受診を避けたり食事制限をすることで、健康にも影響を及ぼしてしまっています。

ダヴはこの状況を変えたいのです。ダヴでは、2004年から若い人たちに自己肯定感を高めるための教育を提供してきており、世界中で4,000万人の人々に広めていく予定です。日本においても、この活動を拡大していきます。

そこで今回、すべての女性がもっている自分らしい美しさに気づいてもらうため、動画「リアルビューティID」を制作しました。舞台となったのは、東京都港区にある学校法人順心広尾学園です。クラスメイトの目に映る自分自身の姿を通して、自分の本当の魅力に気づいてほしいというダヴの思いが込められています。生徒たちは、クラスメイトから自分へのコメントを聞いた後に写真を撮影し、その写真を学生証の写真にしました。生徒一人ひとりが、自分に自信を持ち、その人らしい魅力に溢れた学生証になりました。

ぜひみなさんも、女の子たちが自分のありのままの美しさに気づいて自分をもっと好きになれるよう、「世界に1人だけの私 ー女の子の自己肯定感をはぐくむ、保護者向けガイド」をご家庭でも活用ください。

(引用)ダヴJP~ダヴ リアルビューティID:



3.写真を撮り直したあとに
写真を撮り直し、新しい学生証をもらった女の子たちの言葉。

「魅力としてとらえていいのかな」

「そうやって思ってくれてるんだから、少しは自信を持とうって思いました。」

「もうちょっと自分のことをよく考えてもいいかな」

見違えるほど表情が本当に明るくなりました。
彼女たちが、この素敵な経験とそれを共にした仲間たち、このとき感じたことをいつまでも忘れずにいて欲しいと願わずにはいられません。

また、10代の娘さんを持つお母さん方は、自分も10代の頃は自信を持てなかったこと(もしかしたら今も難しいと思ってること)、時代も違うこともあり、どうしたら娘が自信を持てるのか、容姿のことで塞いでるときに何て声をかけてあげていいのか、日々悩まれていると思います。

我が身を振り返ると、その年頃って、親や先生など大人に容姿を褒められたり、そのままでいいのにって言われても、あんまり心に響かなかったような・・。親や周囲の大人を信用していないっていうのと違って、同世代の間で認められたい気持ちの方がまだまだ強い時期だったのかなと思います。

情報も友達も選ぶべきだけど、選ぶにも人生経験もなく、閉ざされた環境下では難しい。でも、大人になってからもこの課題は、本当について回ります。なのでしっかりサポートしてあげたいところですよね。
そのためにはお母さんや先生方をはじめ、大人自身がもっと変わる必要がありそうです。10代の子たちだって、周囲の大人たちに素敵でいて欲しいはずです。だって未来の自分に希望が持てるもの。

年齢関係なく、閉じ込めたことすら、忘れてるものがあるような気がしませんか?




※とてもいい動画と記事なので削除してほしくないけれど、いつまで残っているかはわかりませんので、動画はともかくせめて言葉だけでも・・と思い、転載させていただきました。(不適切でしたら、削除いたします)。


【追記:2022年4月】
とても残念ですが、動画は削除されていました。


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