もうあっちもこっちも再開発でどんどん街並みが変わっていますが、大好きなミカド珈琲さんも2025年9月30日で現在の店舗から移転と聞いて、行ってきました。
正確にいうと、ビルを建て替えた後に現在とほぼ同じ場所で営業するそうですが、工期が6年もかかるため、それまでは40mくらい先にある仮店舗で10月上旬から営業するとのことでした。
もうあっちもこっちも再開発でどんどん街並みが変わっていますが、大好きなミカド珈琲さんも2025年9月30日で現在の店舗から移転と聞いて、行ってきました。
千里阪急ホテルに宿泊するにあたって、北大阪急行「千里中央」駅前も少しだけ散策。まずは、かわいいショッピングモール「せんちゅうパル」。160の店舗からなっていて、かつてはとても賑わっていたそう。
向こうにタワーマンションが見えるけれど、ここもいつか開発で取り壊されるのだろうか・・と思ったら、せんちゅうパルについては具体的な計画はないそうです。ただ、千里阪急ホテルも解体されるので、ここもどうなるか・・
以前、有楽町の「はまの屋パーラー」さん移転の記事を書きましたが、日比谷店も帝国ホテル東京タワー館の建て替えに伴い、2024年3月31日をもって閉店と聞き、ギリギリのかけこみ的なタイミングで行ってきました。
タワー館は 1983(昭和58)年にホテルとオフィスと商業施設を備えた日本初の複合ビルとして開業。はまの屋パーラーさん自体の創業は1966(昭和40)年、もしタワー館竣工時の入居だとすれば、2号店として40年営業していたことになります。こちらもいつも混んでいる人気です。
神田駅の西口と東口(東京駅に近い方)に、かつて戦後の時代から生き続けたガード下の飲食店街「今川小路(いまがわこうじ)がありました。千代田区(鍛冶町)と中央区(日本橋本石町)の境あたり。
向こうには大手町の新しいビルが見える。 |
竜閑川を埋め立てた跡に建てられ、最盛期には居酒屋や焼肉店など16軒が肩を寄せ合うように並んでいたそう。ガード下にピッタリはめ込むように建てられた住居兼店舗、戦後の混乱期に建てられたような雰囲気。今ではもうほとんど見かけなくなりましたが、2017年9月に閉鎖・解体されるまで、大手町にこんなに近い場所に残っていたんですね。
最近、久しぶりにJR神田駅周辺に来る機会に恵まれているので、純喫茶やレトロ喫茶ファンにはお馴染みの「珈琲専門店エース」さんにお邪魔してきました。わざわざ遠くから人がやってくる人気店ですが、朝は出勤前のサラリーマンでほぼ満席でした。
お店の外にも中にもある看板やメニューは、オリジナルのフォント。全て手描きなのだそうです。写真は撮れませんでしたが、店内に飾られている「世界の珈琲産地分布図」も一見の価値ありです。
着々と工事の準備が進められているであろう日比谷公園。今回の工事でどこまでどのように変わるのかはよくわからないけれど、この第二花壇あたりも危ない気がしています。ということで、念のため写真を撮っておくことに。
季節の花が楽しめますが、4月はネモフィラやチューリップが見事!咲かせるのは大変だっただろうなあ。意外と知られていないようなのですが、専門家の指導のもと、ボランティアのみなさんが植え替えや管理をしているんですって!
渋谷駅も100年に一度と言われる再開発で随分風景が変わりましたが、まだまだ変わりそう。駅から500mほど離れたところにある東急百貨店本店も、2023年1月31日を以って55年の歴史に幕を下ろしました。2027年には、地上36階地下4階、高さ164.8mの複合施設が開業することが決まっているようです。
この風景も過去のものになり、だんだん忘れてうろ覚えになってしまうので、ちょっとだけ写真を撮っておきました。
有楽町駅西口を出てすぐのところにあるワインレッドのビル「有楽町ビルヂング」。竣工は高度経済成長期の1966(昭和41)年5月。外見は控えめな印象だけれど、一歩中に入ると、飴色のタイルの美しさに目を奪われます。
残念なことに、建築ファンにも愛されているこのビルも、とうとう建て替えられるらしい、と聞きました。時期は2023年頃とか。
隣にある有楽町ビルヂングと共にこちらも建て替え、2023年に閉館が決まっているそうです(2021年7月29日に三菱地所=発表)。
竣工は1967(昭和42)年1月。地上14階、地下4階、塔屋1階建てのオフィスビル。強い青味を帯びた黒の外観は、ビルの外観としてはあまり見かけない色。また窓の意匠もユニークです。
JR東海道線「茅ヶ崎」駅、南口の小さなロータリーの向かいの喫茶店「CHESS(チェス)」。1968(昭和43)年に創業です。
窓からは茅ヶ崎駅が見えます。このお店ができた頃、駅舎は木造だったそう。 |
開店した頃はどんな時代か?60階建の超高層ビル「サンシャイン60」が開館、24時間テレビ「愛は地球を救う」放送開始、日中平和友好条約調印、キャンディーズが後楽園でサヨナラコンサート、郊外のファミリーレストランが大盛況。
日本がすごく元気だった頃。
2022年1月11日、「岩波ホールが54年の歴史に幕、7月29日で閉館」というニュースが駆け巡り、海外でも話題になったそうです。
そもそも岩波ホールのようなミニシアターが好きな人は、その映画が観たいのもあるけど「映画館で観たい」「その映画館が好き」とか、他の理由もあるような気がします。その場に行くことすら楽しいというか。また、そこに訪れた人たちの人生の中で、さまざまな思い出の場所だったり。岩波ホールは、私にとっても亡き父との思い出の場所でもあります。
デニーズ逗子店の跡地にある「なぎさ橋珈琲・逗子店」。当時の建物をそのまま使っているため、”昭和のファミリーレストラン”ってこんな感じだったよなあと、懐かしくもあります。
デニーズ逗子店は、1981(昭和56)年7月にオープン。海が見えるカジュアルなレストラン、テラス席もあり、駐車スペースも結構広くて、とにかく人気店でした。
1970年代の日本の外食産業勃興期に日本上陸に上陸したファミレスのひとつ「Anna Miller's(アンナミラーズ)」。デニーズより1年早い1973(昭和48)年に、青山に1号店をオープンして以来、首都圏で展開。最盛期は1990年代後半で28店舗。
創立者スタンレー・ミラーは祖母が作っていた素朴なペンシルベニア・ダッチスタイルの家庭料理をコンセプトとしたそうです。
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忘年会でやってきました、銀座にある「Cafe Bar yu’s」。店内は、昭和の大スター、石原裕次郎さんのポスターや絵画、いろいろなアイテムで埋め尽くされています。
幹事さんが裕次郎ファンのため独断で決まったのですが、確かにファンなら楽しいだろうな。 定期的にファンの集いも行われているそうです。
茅ヶ崎市にある「恵比寿湯」さんに行ってきました(駅からは遠い)。幼いころのうっすらした記憶に”銭湯”があり、当時は銭湯のことを「お風呂屋さん」、家のお風呂を「内風呂」と言っていたような。
いつでも行ける、今度でいいや、と足を運ぶことを先送りにしていたところのひとつ、貿易センタービルの展望台「シーサイドトップ」。
このあたりなら東京タワーに行くと思いますが、貿易センタービルは浜松町駅から直結、入場料が620円と安い、空いている、そして、東京タワーが見えます(当たり前だけど、自分が東京タワーの展望台に居たら東京タワーって見えないですもんね。)
五反田駅から徒歩3~4分の目黒川沿い、オフィスが立ち並ぶ一角に唯一残る旅館「海喜館(うみきかん)」。
戦前の五反田は花街として賑わっていました。空襲、戦後復興のドタバタ、高度経済成長期やバブル経済など、大きく時代が移り変わっても、周囲の風景がどんどん変わっても、ずっとここに建っています。