東京|石材店ならではの喫茶店:ストーン(有楽町)【2023年10月閉店→移転】

 

 有楽町の人気レトロ喫茶「Stone有楽町ビル店」、Twitterで今年9月閉店と教えて頂き、早速行ってきました。

まだ1月なので慌てる必要はなかったけど、「まだ大丈夫」と思っている間に機会を逃したこと、最終日間近に行って申し訳なく感じたことがあったので、今のうちから数回足を運んでゆっくり別れを惜しむことにしました。

 


 【追記:2023年12月】
内幸町に移転し、ガラリと雰囲気を変えてリニューアルオープン。早速記事にしました。

(拙記事)東京|移転して生まれ変わった「Stone+」

 

 

JR有楽町駅徒歩1分、地下鉄・日比谷駅からも徒歩3分の場所にある有楽町ビルヂング1階に入っています。Stoneさんが開店したのはビル開業と同時の1966(昭和41)年、オーナーさんも今ではもう三代目。
有楽町駅前の再開発によってこのビルも建て替えられることになり、やむなく閉店されるとのことです。

屋外に使われてそうなしっかりした石は本物の御影石。そして、スモークガラスとスチールを組み合わせ、店内の証明も暗くてバーみたいですが、普通の喫茶店。初代オーナーさんのご実家が石材屋さんで、ショールーム的に開いたのが始まりだそうです。

 

建築・インテリア関係の方にも人気だそうです

 入口と比較すると店内の御影石の壁が茶色いのは、全席喫煙が当たり前だった頃の名残りだそうです。焼きムラみたいになっていますけど、人が座った肩の高さくらいの位置は少し白くなっていたり、そんなところからも繁盛していた歴史を感じます。
 


昭和時代は、どこでもタバコが吸えてましたよね。レストランや喫茶店で禁煙席が設置され始めたのは、1980年代半ば、昭和59~60年頃だったと記憶しています。

 

床は大理石と御影石。この模様が何を表しているのかわかりませんが、カーブや丸みをもたさせて敷き詰めるのも、職人技だなあと思いました。当時は当たり前のように思っていましたが、今改めて見てみると、昭和のビルや店舗ってすごく手が込んでいますよね。

 


よくここを利用する方に言わせると、これでも随分「イマドキ」で「カジュアル」な感じになった、昔はもっと未来的で大人っぽい(若い子は少し入りにくいかもしれない)雰囲気だった、デザイナーチェアみたいなのがあったよ、とのこと。
当時の写真はないのかな~と思っていたら、こちらのサイトに掲載されていました。

 

●GONZO  SHOUTS
http://www.gonzoshouts.com/place/3808/

 

かつてあった椅子は世界的に有名なインテリアデザイナー・剣持勇さんのものだとか。投稿自体も2012年、約10年前ですが、それでも今よりぐっと大人な雰囲気です。


 人気のメニューのひとつ、「フルーツサンド」。
パイナップルとバナナと、甘さ控えめの生クリームです。

 

メニューの「チョコレートケーキ」に取消二重線が引かれ、「コーヒーケーキ」に変わってました。ちょっと気になってるので、次回挑戦です!

 

Stone(ストーン)
住所:東京都千代田区有楽町1丁目10-1 有楽町ビルディング 1F
電話:03-3213-2651

 

【追記:2023年8月】
有楽町ビルに入っているこのお店は10月20日(金)で閉店だそうです。ビルは10月末まで、11月には取り壊されるそうです。移転先は内幸町方面とのことですが、場所とオープン日程はまだわかりません。壁や床の石材はどうするんだろう????



 

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<編集後記>
Stoneが入居している有楽町ビルヂング外観、有楽町駅のホームから撮りました。こうしたビルが再開発を理由にどんどん解体されています。築50年~55年くらいが建て替えの目安なのでしょうか。また、開発によって木々も伐採され、どこに行っても似たような街並みに変わっていくようです。ホントに壊さなくてはいけないのかな?という疑問と寂しさと、数年後にどっと喪失感が押し寄せそうな気がします。
また、再開発されるということは地図も変わるということで、グーグルマップを画像で保存しておきます。

 


 





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