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2025-03-20

大阪|千里阪急ホテル(2):さくらラウンジ

ホテルの東館2階にあるメインラウンジ「さくらラウンジ」へ。やっぱり内装もレトロ。

 

 アフタヌーンティーを狙いつつ、土日はもちろん平日でも混んでいると聞いて夕方近くなって行ったら、既に売切れでケーキももう2種類しかないほどの人気店です。

2025-03-13

大阪|戦後から創業、梅田の名純喫茶「マヅラ」(北区梅田)

とても 久しぶりに大阪に来ています。東京や横浜も再開発ラッシュで色々な名店の閉店や、名建築の解体がすごい勢いで進んでいますが、もしかしたら大阪も・・ということで時間の許す限り、レトロ巡りをしています。

 

 大阪・梅田の喫茶店というと、真っ先に思い出すのが「マヅラ」さん。多くの人がブログやSNSでアップしていて、お店の歴史や人気メニューなどについてはもうあまり書くことがないほどの名店です。

2024-10-27

静岡|富士山を一望できるレトロなレストラン「アサカ」(三島市)

お天気がよければ大きな窓から富士山が一望できる、1967(昭和42)年創業のレストラン「アサカ」さん。時代を感じさせるインテリアですよね。

 

国道一号線を元箱根に向かって走ると左手にあります。伊豆フルーツパークより三島寄り。駅南口や三嶋大社前からバスで行けそうですが、平日は時間に1本、土日は時間によっては2本あるくらい。穴場とまでは言わないものの、行きやすい場所ではないから穴場的になっているお店ともいえるかもしれません。

2024-09-30

東京|あれから約8年「パーラー・キムラヤ」(港区新橋)

久しぶりに新橋の「パーラーキムラヤ」さんへ。以前にもブログで書いたけれど、2024年も後半に入った現在でも変わらずに繁盛していることが何だか嬉しい。


その間にコロナ禍があったり、今でも材料高騰、その他支払の増加、人手不足、後継者問題など個人経営のお店は厳しい状況が続いています。なので、チェーン店よりも個人経営のお店に足を運び続け、仮にキャッシュレス対応を始めたお店であっても現金払いを貫いてきたけれど、ふと思った。支えられているのは私達の方ではないかと(笑)。

2024-09-28

湘南|減りつつあるデパートの最上階の喫茶店:瓦斯灯(藤沢市)

最近は減りつつあるようですが、デパートの最上階にはレストランフロアがありました。神奈川県藤沢市の藤沢さいか屋8階のレストラン街にある「COFFEE HOUSE瓦斯灯」。


レトロ喫茶って、つい街歩きをしながら探してしまうんですが、デパートの最上階っていうのもありですね。盲点でした!。1978(昭和53)年オープン。

2024-08-19

東京|明治時代創業の喫茶店:カフェ・パウリスタ(中央区銀座)

創業が1911(明治44)年の喫茶店が銀座にあります。日本最古の喫茶店と紹介されることも多いけれど、日本最初のカフェとされているのは、1888(明治21)年に開店した「可否茶館」 。今はもうないので、現存するものの中で最古という意味かもしれません。100年を超えてる老舗です。

お店の名前「パウリスタ(Paulista)」は、「サンパウロの」とか「サンパウロっ子」という意味だそう。100年以上前に創業されたことと重ねると、ブラジルへ移民として渡った日本人たちのことが思い浮かびます。

2024-07-28

湘南|昭和のラーメン屋:サッポロ軒(茅ヶ崎市)【閉店→移転】

 ラーメンは博物館もあるほどの人気食。「二郎系」「家系」など有名店の暖簾分けや、「北海道系」「熊本系」と地域に分けたり、〇〇系と特色を打ち出したりと様々。お店もきれいだし、確かにおいしいのだけれど、個人的には昔ながらのラーメン屋さんって結構好きです。

今回お邪魔したのは、湘南茅ヶ崎にある1964(昭和39)年創業の「サッポロ軒」さん。サッポロと名乗っているあたり、北海道系ってことになるのでしょうけれど、今のラーメン屋さんとは時代の違いを感じますよね。

2024-05-31

東京|1962年創業「喫茶銀座」(渋谷区恵比寿)

JR・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅徒歩4分くらいのところにある「喫茶銀座」さん。1962(昭和37)年創業の老舗喫茶で、このあたりでは一番古いかも。

中央区銀座とは何ら関係なく、「恵比寿銀座」にあるからだそう。商店街に「〇〇銀座」と名付けたのも昭和っぽい。

2024-04-30

東京|ゴージャス系レトロ喫茶「Coffee Shop ギャラン」(台東区上野)

 

日本がすごく元気や勢いあった頃の雰囲気そのままのレトロ喫茶、上野の「Coffee Shop ギャラン」。1977(昭和55)年開業なので、バブル時代ではないけれど、ゴージャスというかバブリーというか。今はもうあまり残っていないタイプのお店のような気がします。

場所もJRや地下鉄の上野駅からすぐ近く、マルイのすぐそば。京成電鉄の上野駅からも徒歩2分くらいということもあり、夜も23時頃まで営業しています。

2024-04-20

横浜|馬車道の老舗紅茶専門店:サモアール馬車道店

普段コーヒー派だけど、たまにおいしい紅茶が飲みたくなる、そんなときの候補・横浜編は「サモアール」さん。1974(昭和49)年に横浜駅西口で創業、ジョイナス地下2階にあるのが本店で、今回は1983(昭和58)年にオープンした馬車道店へ。

 

50種類以上の紅茶が楽しめるお店で、人気は「アイスロイヤルミルクティ」。大きなグラスに注がれた紅茶、ミルク、フレッシュクリームのグラデーションが素敵。馬車道店では、変わり種のオムライスも頂けます。

2024-03-26

東京|老舗喫茶の2号店:はまの屋パーラー 日比谷店【閉店】

 

以前、有楽町の「はまの屋パーラー」さん移転の記事を書きましたが、日比谷店も帝国ホテル東京タワー館の建て替えに伴い、2024年3月31日をもって閉店と聞き、ギリギリのかけこみ的なタイミングで行ってきました。

 

タワー館は 1983(昭和58)年にホテルとオフィスと商業施設を備えた日本初の複合ビルとして開業。はまの屋パーラーさん自体の創業は1966(昭和40)年、もしタワー館竣工時の入居だとすれば、2号店として40年営業していたことになります。こちらもいつも混んでいる人気です。

2024-02-24

東京|上野の有名純喫茶のひとつ:王城(台東区上野)/純喫茶の背景にあるドラマ

上野界隈はレトロ喫茶が多いところでもあるのですが、その中の有名店のひとつ「王城」さんにお邪魔してきました。JR上野駅から御徒町方面へ歩いて5分程度、丸井の裏の方にある昔ながらの喫茶店です。行ったのは平日の18:00頃でしたが、5分待ち。休日は並んでいる人もいるほどの人気店です。

創業時期は不明ですが、現在の場所に移転してきたのが1975(昭和50)年だそう。それ以前にも、上野の別の場所喫茶店の営業はされていたそうです。

2024-01-31

東京|モリモリのプリンアラモード:喫茶チェリー(大田区蒲田)

 

 大田区蒲田にある1960(昭和35)年創業の喫茶店「チェリー」さんに行ってきました。こちら、裏メニューということになっているプリンアラモード、800円。確かにメニューには載っていないものの、他のテーブルのほとんどの方が注文していて、全然裏メニューっぽくない(笑)。


プリンが見えないのですが、メロン型のどんぶりと言いたくなる器の底の方に押し込まれていました(笑)。

2023-11-26

静岡|cafe田園(熱海)/新婚旅行の歴史

急な坂道が多い熱海には喫茶店も多く、一休みするには困らないのですが、素敵なお店も多いのでどこにしようか迷うところ。熱海銀座や熱海サンビーチの近く、渚町にある「Cafe田園」さんにも行ってきました。

 

お店の外観は素朴なのに、店内はゴージャス仕様です。現在のご主人のお父様が1959(昭和34)年に開業。木造店舗でのスタートでしたが、6年後に鉄筋に建て替えて以来、内装はほぼ当時のままだそう。 

2023-11-22

静岡|ビーチ沿いのレトロ喫茶:サンバード(熱海)

今年の冬はすごく暖かく11月下旬にもなるのに昼間20℃くらい。それなら海辺で日向ぼっこをしようと日帰りで熱海を散策してきました。東京から1時間半くらい、湘南エリア住んでいて都内まで通勤している人なら、通勤と同じくらいの時間でこんなところに来られるという距離感。


温泉もあり気候も穏やかなため、古くから保養地として栄え、文豪の創作の場にも選ばれてきました。「日本のハワイ」とか「東洋のナポリ」と言われ、新婚旅行のメッカだった時代もあります。今では都会からの移住者も多いところです。

2023-11-04

東京|1948年創業、豆の入手困難な時代を経て:斎藤コーヒー店(神田)

またまたJR神田駅周辺の記事です。この辺りはおいしくて珍しいコーヒーを頂ける昔ながらの喫茶店が多いのですが、お豆まで買えるお店も多いです。そのうちのひとつ、1948年創業の斎藤コーヒー店さん。西口から徒歩3~4分くらいのところです。

 

少し離れたところに焙煎のみをしているお店があるのですが、喫茶店は現在2店舗。1961(昭和36)にオープンした「日本橋室町店」は伝統的なスタイルの喫茶店。今回お邪魔したのは、「内神田店」。1983(昭和58)年に開店したセルフサービススタイルのお店です。

2023-10-31

東京|昭和の美人喫茶から専門店へ:神田珈琲園(神田)

旧万世橋駅から新橋駅まで続く赤れんがの高架橋は、明治の都市計画に基づく近代化遺産。ガード下の飲食店というと有楽町で、サラリーマンの憩いの場となっているけれど、神田駅にも規模は小さくともガード下には様々な飲食店が軒を連ねています。


飲み屋さんとかラーメン屋さんが多い中、カフェってちょっと珍しい。この神田珈琲園さんは1958(昭和33)年にこの場所でオープン。最初は自家焙煎の専門店ではなく”美人喫茶”だったといいます。もうそのカテゴリーがいかにも昭和ですよね(笑)。

2023-10-29

東京|日本で初めてウィンナ・コーヒー「ラドリオ」(神田神保町)

神田神保町にはいろいろな名店がある中で、ここ「ラドリオ」さんについては書く必要もないかなあと思いつつ、記録として残しておきます。コロナ禍に加えて、岩波ホールが閉館してから足が遠のいていたものの、「神田古本祭り」に来たついでに立ち寄りました。

戦後まもない1949(昭和24)年の創業、まだ日本が連合軍の占領下にあった時代です。そう思うとすごいですね。ちなみに、日本で初めてウィンナ・コーヒーを出した店としても知られています。

2023-10-27

東京|インテリアデザイナーが手掛けたカフェ&レストラン「東洋」(日本橋コレド前)

 

ずっと神田駅周辺のことを記事にしていたので、ちょっと箸休め的に違うエリアの記事を。といっても、やはり神田駅から徒歩圏内の日本橋です(JRなら東京駅からの方が近いけど)。今回来たのは『cafe TOYO』さん。何をコンセプトにしたのか、不思議なデザイン。2階はレストラン『Brasserie TOYO』さんで、これまたガラリと雰囲気が変わり、面白いお店でした。


インテリアデザイナー・境沢孝さんが手がけ、その後のご子息の境沢健次さんが1階カフェを改装したという、親子二代による作品のようです。

2023-10-14

東京|鎌倉河岸ビル/馬亞車 神田店(神田)

ここ最近続けていく機会があったので、神田駅周辺特集みたいになっています。再開発が進み高層ビルが建ち並ぶ東京駅周辺に程近く、少しずつ再開発の手が伸びて来てはいても、昔とあまり変わらない庶民的な街。


大手町方面に歩いていくと、いかにも高度経済成長期に建てられた感じの「鎌倉河岸(かまくら かし)ビル」が見えてきます。1973(昭和48)年竣工。鉄筋コンクリート造の地上10階・地下1階建て。地味だけど、よく見るとちょっとかっこいい。