静岡|ビーチ沿いのレトロ喫茶:サンバード(熱海)

今年の冬はすごく暖かく11月下旬にもなるのに昼間20℃くらい。それなら海辺で日向ぼっこをしようと日帰りで熱海を散策してきました。東京から1時間半くらい、湘南エリア住んでいて都内まで通勤している人なら、通勤と同じくらいの時間でこんなところに来られるという距離感。


温泉もあり気候も穏やかなため、古くから保養地として栄え、文豪の創作の場にも選ばれてきました。「日本のハワイ」とか「東洋のナポリ」と言われ、新婚旅行のメッカだった時代もあります。今では都会からの移住者も多いところです。

 
東京ならとっくに破壊してるような、高度経済成長期の始め頃に建てられたレトロなビルが現役で活躍し(それでも少しずつ建替えられている)、 昔ながらの商店街も残っている・・、つまりレトロ喫茶も結構残っています。今回行ったところのひとつが、1968(昭和43)年創業の「サンバード」さん。

看板や装てんは新しくしていますが、店内はほぼ創業当時そのままだそうです。


”純喫茶”と書かれた看板もフォントも時代を感じます。
階段を上っていくのが楽しみですね。

砂浜を歩いた人は靴の砂をよく落としてから入店してください、とのこと。
 
このガラスブロックが何とも言えません。
これまで訪れたレトロ喫茶とはちょっとテイストが違います。
 



人気店ということもあり、1時間という時間制限付き。でも、都内のドタバタランチと違って、時間の流れ方がゆっくりな感じがして、短くは感じませんでした。 ちなみに、他の喫茶店と異なりちょっと閉店時間は早めです。


お店は熱海サンビーチの目の前にあり、しかもビルの2階なので、こんな風に客席から海を眺めることができます。場所柄、塩害で建物も傷みやすいし、汚れやすいであろう大きな窓ガラスもきちんと拭かれていました。

 
 
人気はナポリタン。太めの麺に濃厚なケチャップがたまらない。


 

 お忙しい中、写真撮影にも快く応じてくださいました。
「カウンター周辺を撮影するときはスタッフの声をかけてください」との張り紙があるくらい。店員さんや他のお客様が写り込まないようにすれば問題なさそうですが、お声かけてみてください。 

 

熱海駅からも歩けるけど、直線距離的には来宮駅からの方が近そう。ただ、熱海市内自体、丘陵地で勾配の急な坂道が多いです。うっかりヒールを履いてきてしまった人や、ちょっとお疲れの方はタクシーがいいかも。バスもあるにはあるけど、そんなに本数はありません。

サンビーチもきれいでした。別記事にて紹介します。




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