2025-09-14

静岡|黒船電車で行く、下田

東京駅から伊豆急下田駅に行くとなると、新幹線で熱海まで行き、そこから伊豆急で「伊豆急下田」駅にいくのが一番早いと思います。おそらく2時間半程度。または、特急「踊り子号」もあります。

 

今回は、アホかと思われそうですが、全て各駅で行きました。東海道線で熱海まで行き、そこから「黒船電車(リゾート21)」で伊豆急下田まで。所要時間だいたい3時間半くらいで、片道4,000円くらい。それだったら特急の方がいいじゃんと言われれば、まあそうなのですが。

 

特急や新幹線は快適で速いけど、早すぎて気づかない風景も多く、いつかこのあたりで降りてみたいと思う駅も見つけたかったからです(今年3月に大阪まで行ったとき、今度は「こだま」に乗ろうと思ったくらい)。 

 

あと、在来線の各駅の発車の際の「ご当地メロディ」も楽しくて。例えば、茅ヶ崎だとサザンオールスターズの曲だし、平塚では「七夕さま」、小田原では「お猿のかごや」だったりします。撮影する「撮り鉄」さんとは別に、発車メロディを録音する方の「録り鉄」さんもいるそうです。


これでも普通車で、全席自由です。

普段、通勤電車ばっかり乗ってるからびっくりしましたが、非日常を味わえました。
車両によってはシートの向きや色が違ったりします。確認はしていないけど、グリーン車ではトンネルに入ったとき、天井に星空の映像が浮かび上がるとか。
トンネルが多いエリアなので、それはちょっといいかも。


 黒船電車は、2004(平成16)年に下田開港150周年を記念して、ペリー提督が率いる艦隊をイメージしてリゾート21の車両を黒色に塗装したのが始まりだそうです。あと、下田らしく真っ赤な金目鯛をイメージした車両もあるんだそうで。すれ違っていたかもしれないけれど、気づきませんでした。アロハ電車はすれ違いましたけど(笑)。

 

これまでは伊豆にいくとき、特に伊東以南は車で行っていて、必須だと思っていました。ただ、今回は日頃の疲れも出ており、長距離運転がしんどかったので、敢えて電車にしました。伊豆急って車窓から海も見えるし、車両もかわいいし、結構よいかもと思った次第。(現地についてからは、やっぱり車がないと・・と実感するのですが)。

ちなみにこちらは本当の普通車両。古いけど、ローカル線っぽくていいなあと。


 

ちなみに景色は、こんな感じ。
伊豆は山もかなり多いので、こんな感じの景色もめずらしくありません。それにしても葉っぱがモリモリですよね。

 

こんな海辺の住宅街もいいなあと思ったり。 

 

海と川と山がこんなに近い。赤い橋も素敵だなあとか。

お天気がよいと、熱海市に属する「初島(はつしま)」、伊豆諸島の島々のうち「伊豆大島」「利島(としま)」「鵜渡根島(うどねじま)」 、「(運がよければ)三宅島」、「新島」「神津島」が見えるのだそう。 

 今回は初島と、伊豆大島、利島はぼんやり見えました。


 お天気がよかったら、結構きれいだと思うんですよね。

 

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