歳を重ねるほど懐かしいものが増えていく。「あのとき撮っておけばよかった」を減らしたい。古い情報が多いので、ご参考程度に。
庶民はレコードすら買うことが難しかった、そんな時代に生まれたのが名曲喫茶。店内の高価な音響装置でクラシック音楽を大音量で流し、コーヒーを飲みながらひたすら音楽に酔いしれるためのお店。全盛期は1950年代。
喫茶店なのにおしゃべり禁止なんてルールも存在したとか。白十字さんは、終戦直後に創業です。
消えてしまうことが確実な風景、今回は「青山北町アパート」。最寄駅は東京メトロの「表参道」。終戦後初めて建てられた都営住宅だそうです。
明治時代は集合住宅というと「長屋」、20世紀の初め頃に積層の集合住宅(アパート)が登場。欧米の影響や産業化、都市部の人口増加など様々な事情があって生まれた集合住宅は、構造や間取り、設備や規模などを変えながら、暮らしや社会を創ってきました。