東京|パブリックアート:「くじゃく窓」(JR・新橋駅)

JR新橋駅構内の「くじゃく窓」、見ると新橋に来たなと実感しつつ、ホッとするのですが、あって当たり前で見慣れ過ぎていて、作品についてはよく知りませんでした。


ここ数年、新橋駅構内は工事中。どうなるのかわかりませんが、こういうのは残して欲しいですよね。新しい駅はどれも同じような感じで個性があまりなくなっているので余計に。


JR「新橋」駅改札内コンコース汐留口地下連絡階段
原画:吉岡堅二(日本画家・1906-1990年)
監修:ルイ・フランセン(フランス・1928-2010年)
ステンドグラスの制作:大竹ステンドグラス(現:千代田ステンドグラス)
1976(昭和51)年10月1日完成


原画の色を忠実に再現しようとアンティークグラスをヨーロッパから取り寄せ、完成まで約1年の月日を掛けたという手の込みよう。よく眺めてみると、さすが日本の鉄道の起点、新橋。左側に描かれたSLは、新橋~横浜間を走行した「1号機関車」。その後ろには昔の新橋駅(今の駅は2番目にできた駅舎で、当時とは違う場所)。その時代を思わせる洋装の女性たち。


人の往来が途切れないし、しかも階段のところにあるので、写真を撮るのがちょっと難しかったかな。

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