東京|帝国ホテル東京:ランデブーラウンジ・バー

 

本格的な洋式ホテルとしては日本有数の歴史を持つ帝国ホテル(現・帝国ホテル東京)の本館1階の「ランデブーラウンジ・バー」。現在の本館は3代目で1970(昭和45)年に建てられたもので、設計は、聖徳記念絵画館や学士会館などを手掛けた高橋貞太郎氏。


暗くてわかりづらいですが、床の絨毯の柄が『帝国ホテル旧本館』を設計したフランク・ロイド・ライトのデザイン柄になっていました。



天井も高く、隣のテーブルとの距離もあるので他人の話声が気にならないので、落ち着いて話がしたいとき、ちょっとひとりで考え事をしたいときには最適です。
私は12月には毎年ここに来て、1年を振り返ったり、一応は考えておいた「来年をどんな年にしたいか」を改めて考えたりしています。

クリスマスシーズンなので大きなツリーもあり、ピアノの生演奏がありで、心を和ませてくれました。

 


今回は壁側に座れたので近くで撮れました。近くで見たかったんですよね。
約7,600個もの多彩なクリスタルガラスブロックで創られた壁。高さ約8メートル、幅約25メートル。現在の本館開業の際に制作されたものだそうです。

「黎明」(通称:光の壁)/作者:多田 美波 氏


重厚感があって時代や歴史を感じますが、古びた感じはまったくなくて素敵な空間だと思います。あと、テーブルや椅子がすごく座りやすかったです。低めなので、もしかしたら車椅子の方や足腰の弱い方にも無理がなさそうです。

モンブランはすっごくおいしい!


東京タワー館は2024年6月末をもって建替えのため閉館するそうですが、本館は2031年度~2036年度の建て替えを予定しているとのこと。


 

今回の建て替えは、帝国ホテル、三井不動産、NTT都市開発など10社が計画する「内幸町一丁目街区」におけるまちづくりの一環だそうで、日比谷公園とも橋で繋げるのだそうです。外資系ホテルが増えていますが、日本のホテルにも頑張ってもらいたいですよね。

まだ先とはいえ、この空間もこの風景もなくなるのは寂しいですね。また改めて撮ってこようと思います。

 

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