普段レトロ喫茶最優先で行っていますが、たまにはレトロではないところへ。今はさほど古い感じはしなくても、しばらく経つときっと懐かしくなると思うので、今のうちの撮っておきたいものもたくさんあります。そんな中のひとつ、個人的に気に入ってるのが「Ｕｒｔｈ Ｃａｆｆｅ（アース・カフェ）」です。
初めて訪れたのは１９９６年の初夏（うろ覚え）。ロサンゼルス在住の友人に、ウエスト・ハリウッド店（第１号店）に連れてきてもらいました。その頃の日本にはまだ「オーガニック・コーヒー」はそれほど出回ってなかった気がするので、おそらく初めて飲んだのはそのときだったと思います。
振り返るとその頃の日本はというと、喫茶店でも辛うじて喫煙席と禁煙席が分かれたりはしていた程度で、「無農薬にこだわる人＝変わった人」みたいな雰囲気だったと思います。
Ｕｒｔｈ Ｃａｆｆｅ の”Ｕｒｔｈ”は、どこの国の言葉か忘れてしまったけど、”Ｅａｒｔｈ（地球）”のことで、オーナーさんのひとりの母国の言葉だと聞きました。Ｃａｆｆｅはそのまま”カフェ”でイタリア語かな？
オーナーさんが２人いるらしく、シャロームとジーラと呼ばれていたのですが（そう聞こえた）、どこだろう？とにかくおふたりの思いが詰まってそうなネーミングです。
Ｕｒｔｈ Ｃａｆｆｅの歴史を紐解くと、１９８９年に米国初のオーガニック・コーヒー会社として設立、マンハッタンビーチに小さなコーヒー・バーをオープンしたのが始まりだったそう。
１９９４年にウェスト・ハリウッドに第１号店を出店。
その後、ビバリーヒルズやサンタモニカ、ダウンタウン、ラスベガスなど展開していき、日本には２０１３年、代官山に第１号店をオープンしました。
国内でもいくつか店舗があり、今回訪れたのはＪＲ東海道線「辻堂」駅前のショッピングモールの３階に入っている「テラスモール湘南店」です。
”オーガニック”という言葉を掲げていても、その中まで私達はよく知らなかったりしますが、Ｕｒｔｈ Ｃａｆｆｅでは「薬品が一切使用されていない、１００％オーガニックのコーヒーのみを提供することをモットーとしている。」そうです。
コーヒー以外のドリンクメニューも豊富で、料理も非常にヘルシーだと非常に人気が出て、映画やドラマ、ＣＭの撮影にも使われたりもしているそう。店舗によって内装や雰囲気を大きく変えていたり、ラテ・アートや黒板にチョークでメニューやイラストを描くチョークアートなども取り入れたりしてきたり。
刺激を受けたカフェも多いのではないかな？と思います。
店内はこんな感じ。
ゴリラの絵が描いてあったりして、決してカリフォルニアっぽくも湘南っぽくもないのですが、１００％オーガニックのお店にしてはリーズナブルで利用しやすいかなとは思います。
（オーガニックでも何でもないのに同じくらいの値段で、大しておいしくなく、ぶっきらぼうな店員がいる、インスタ映えだけを狙ったようなカフェに比べたらお得感はあると、個人的には思っている。暴言ww？）
以前、辻堂駅から離れたところに「茅ヶ崎松が丘店」があって、そこは雰囲気がよさそうだったのですが、閉店してしまいました（行っておけばよかったなと後悔）。
グッズもかわいい。
Urth Caffe
https://urthcaffe-japan.com/
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