台湾|奇怪な華西街夜市(台北市萬華区)/ちょっとモヤモヤな編集後記
龍山寺のそば「華西街夜市(ファーシージエ・イエシー)」を覗いてきました。台湾で一番古い夜市とも言われていて、まさに廟の前に露天や屋台が集まって形成された夜市の典型みたいな感じです。人気の「台南担仔麺」もここが発祥だと言われています。
パワースポットと言われている龍山寺や、占い横丁が近くにあることから、女性観光客にも人気のエリアだというのに、ここの夜市は初心者向きではない、女性向きではなという。一体・・・?
屋台があって、賑やかで、一見は普通の夜市という感じ。ここは海鮮が多いのかな??くらいの印象です。思って進んでいくと、だんだんと雰囲気がおかしくなってきます。いかがわしさっていうのかな(笑)。
アーケードの商店街が見えて来て(アーケード型夜市)、その中に入ると、もう露骨です。滋養強壮目的の食材や漢方とか、捌かれた爬虫類とか、蛇の血とか睾丸とか・・・・。珍味というよりゲテモノ系です。士林夜市で見かけたようなB級グルメファイターっぽい人はいませんでした。
ゲテモノを目の前で捌くショーが店先で開催され、蛇の血をその場で飲めたりできるみたいです。
ちなみに蛇の生き血を飲むとどうなるか?身体がカッと熱くなってちょっとハイになるのだとか。夜に頑張りたいだけでなく、地方から都会に出て来たとき、個人的儀式みたいに飲む人もいるそうです。ちなみに、この付近には蛇料理のレストランもあるとか。
入口付近の写真撮影すら禁止のお店も多く、絡まれても嫌なので撮っていません(笑)。
そしてこのあたりは特に、ピンク系のお店も多いです。濃厚なピンク!
華西街は、かつて風俗産業が密集するエリアでした・・というか、今でもそういう感じです。人の多い大通りを歩いている分には何ともなかったですが、それも政府や行政が風紀の取締りを行ったことにより、かなり観光地らしくなり、治安も随分改善したからなのだそう。
まだまだ風俗街の雰囲気はあり、路地の奥の方に行くと「置き屋」が現存しているとか。ということは、アジアの安宿のありそうな話が都市伝説でも何でもなく、「案外すぐそこにあるリアル」なのかなと思いました。
そういったエリアから引き返してきて、ごく普通の屋台や、会社帰りみたいな人々が麺をすすっているの光景を見たときの安堵感がものすごい。
台湾の天ぷらもおいしいですよ。
日本のゲテモノの比ではなさそうなので、試したい人は華西街夜市へどうぞ。
そんな感じなので、女性観光客がこのあたりが便利そうだとか言って、お手頃価格の宿を取るのはあまり勧められないとも聞きました。これから行く方はご注意を。
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【編集後記】
今回旅行に来る少し前、知人女性の離婚話がありました。彼女がご主人とタイ旅行の計画を立てていた時に、タイは初めてとか言う割に、ご主人がやけにバンコクに詳しく、独身時代にタイの風俗店に何度も行ったことを白状。そういう男の人がいることは知っていても、自分の夫がかつて・・というのはすごく気持ちが悪く、その嫌悪は言葉にしきれなかったそうです。女性をそう扱う人であること、しかも日本より貧しい国や階層の女性をお金で・・というのが、許せない気持ちになったとか。
その話を聞いて、同じ日本人既婚女性でも、彼女とかけ離れた考えの人もいます。
「男の人が女の人を買うのは仕方がない。
あれだけ風俗店があるんだから、行かないわけがない。
病気をもらってこなければよい。」
「(彼女のことを)それは随分極端というか潔癖すぎる。
アジアの女性なら別に良い。国が貧しいゆえのことだから仕方ない。
それに同じ土俵には乗らない相手なのだし。」
どの時代にもどこの国にもあることとはいえ、女性としては、非常に胸の痛いような、何とも言えない。なのに、痛みを感じることなく、自分たちは違うから構わないとか、アジアの女性ならいいという見下したような言葉に、ぞっとしたし、今でも怒っている。同じ女性からのこういう言葉には違う抉り方がある。
そうした売り買いのシステムや男性を非難する声はあるけど、こういう女性達のことも知られていいと思ってる。このあたりのこと、ほんの少しでもいつか何か書けたらいいなと思います。
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