Thailand|スワンナプーム国際空港/天地創造の神話

バンコクには2つ空港があり、今回利用したのは「黄金の土地」という意味を持つ、2006年開港のスワンナプーム国際空港。プミポン国王が直々に名付けたとか。


旅客ターミナルの総床面積は563,000平方メートルにも及び、シンガポールのチャンギ空港と並ぶハブ空港で、現時点では世界一。



出発ロビー

成田空港の3倍の面積だそうです。ロビーだけでも超・広い・・・。



ロビーには仏塔のオブジェ、既に見慣れたヤック(鬼)の像があります。
ヤック像は全部で12体設置されているそうです。



帰るぎりぎりまで、タイを満喫。



出発ロビー:天地創造の物語
出国審査を通過して、から搭乗ゲートに向かう途中にある、天地創造神話のオブジェがすごかった!


頂上にいるのは、医学の祖といわれる、医神「ダスヴァンタリ神」


神々・太陽・月・雲や雷などの誕生や、日蝕・月蝕の起源の物語。
大きくて1枚に収まりませんでした。神話って誰が作ったのかな、すごい想像力だなあと思います。出てくるキャラクターも濃いですしね(笑)。

【乳海撹拌のあらすじ】
その昔、不老不死の霊薬「アムリタ」を手に入れるため、神々とアスラ(悪鬼)が壮絶な戦いを繰り広げていたが、勝負がつかず両者は疲れ果ててしまった。
ヴィシュヌ神(世界の維持神)に助けを求めたところ、「争いをやめ、互いに協力してこの大海をかき回せ、そうすれば得られるであろう」と言われる。それを聞いた神々とアスラたち、亀の王が土台となってマンダラ山を支え、そのマンダラ山を攪拌棒にして、大蛇を攪拌用の綱にして、海を攪拌する作業を始めた。

ところが、恐ろしい猛毒が発生し、世界が滅びそうになってしまう。
シヴァ神がこの猛毒を飲み干すことで世界を危機から救ったが、シヴァ神はその猛毒で喉を焼かれてしまう。その後、攪拌によって乳状になった海からはさまざまな宝物(太陽、月、家畜、宝石、女神、如意樹など)が次々と出現し、壺一杯のアムリタをもった医神ダンヴァンタリが現われた(この作品は、まさにこのシーンですね)。

 

山に巻き付き綱引きの縄になった大蛇ヴァースキ竜、山の土台は亀の王クールマ


一旦はアスラがアムリタを奪い去るが、ヴィシュヌ神が女性の姿になりアスラを欺き、アムリタを神々の手に取り戻す。ところが、アスラのひとりであるラーフが神々に紛れて混んでいて、アムリタを飲もうとしていた。それを、太陽と月が告発する。
ヴィシュヌ神はチャクラを投げてラーフの頭を切り落としたが、頭だけは不死となったラーフは、太陽と月を恨み、時々呑み込むようになった。それが日蝕・月蝕なのだという。

そんなお話でした。



さて、いよいよ帰国の途。
パッケージがかわいいお土産が多いです。タイ仕様パッケージののGODIVA。

基礎化粧品やルームフレグランスなど、パッケージがカラフルでかわいい!(でも、市内で買った方が安い)。





飲み物は入国審査前に買った方がいいかも。すごい高かったです。
ミネラルウォーターって、7~12バーツくらいで買っていたような気がしますけど、60バーツって!!!バンコク市内で食べたチキンライスより高いよ!



お店によって値段は違うようですが、だいたい50バーツ前後みたいです。

それでは~。





●スワンナプーム国際空港
https://suvarnabhumi.airportthai.co.th/



コメント