感染症|COVID-19:緊急事態宣言中の東京の様子(2)有楽町駅前

 緊急事態宣言が延長され、発令から1カ月以上経過したある日の「有楽町駅前、20時」です。

 

今思えば海外がロックダウンを始めた頃はまだ、日本はいつか?、もっと感染者は増えるのか?、東京オリンピックはどうなる?などの話題と共に、「厳しい状況にはなるけれど、一時の辛抱」という空気があったようにも思います。

ところが次第に「落ち着くまでかなり長くかかるだろう」「解除されても、もう元には戻らないだろう」と思う人も、ぐっと増えてきたように思いますが、楽観的な人とシビアに考える人と色々です。

 


在宅勤務をしていたため、オフィス街にはしばらく来ていませんでしたが、久しぶりに来てびっくりしました。都心の夜がこんなに暗いとは。静かなだけでなく、どことなく妙な緊張感も漂います。空気はいつもよりきれいな気がしつつ、それより妙な重たさを感じます。
有楽町のビックカメラの前で、夜の8時にこれしか人が居ないってあり得ない。

海外のように規制が厳しいわけでもないし、ちゃんと理由があって外出したついでに写真を撮ってるだけなのに、こんなことしてていいのかな?と思ったり、なんか、落ち着かない(笑)。

コロナの心配がなくなるまで、制限と緩和を繰り返し、町が暗くなったり、一部は賑わいを取り戻したりしながら、風景も生活も変わっていくのかもしれません。ただこの先、こんなに暗くて人が居ない夜の東京を見ることがあるのかどうか。来年の今頃、どうなっているんだろう。



●東京都:報道発表資料
新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等について(第182報)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/10/27.html







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