台湾丨日本語が通じるホテル:國王大飯店(台北市中山区)(2)+使い捨てアメニティ提供停止

 前回に引き続き、台北の「國王大飯店(エンペラーホテル)」。どれだけ興味ある方がいらっしゃるかわかりませんが、ルームツアー的な画像を貼っていきます。


ホントに2026年に泊まったの~?というくらい、台湾だから”昭和”じゃないけど、時代を感じるインテリア。妙に落ち着きます。部屋はトリプル・ルーム(24㎡)。古いホテルって1部屋あたりの面積が広いのも特徴ですよね。


 マットレスは硬め・・というか、硬いですが、寝心地は悪くありませんでした。
枕元にコンセントがないので、あるとよかったかなと思います。


 小さな冷蔵庫と鏡台。こちらもコンセントが少し離れたところにありますが、ポットを移動させれば、充電はOKです。で、コンセントが2カ所あって、それぞれ差し口が違う形で、左は台湾製で、右側はNationalって書いてありました。

  
左のものは鏡のすぐ横、右側のものはそこから手を伸ばせるくらい近いところに付いていました。 この画像でわかりますかね??
 
無料Wifiあり、使い方はテレビを点けてねと言われました
 
 
延長コードと海外用のプラグ+変圧器は持ってきていたものの、左側のコンセントも普通に使えました。ただ、ちょっとグラグラする・・。 
 
 
飲み物は、ミネラルウォーター2本とウーロン茶のパック4つ。 厚手のグラスしかないので、熱いお茶を飲むときはどうするんだろう??と思いつつ、グラスで飲んじゃいました。フロントのお願いすると、コーヒーカップを持ってきてくれるそうです(後で聞いた)。
インスタントコーヒーもないので、念のため、自宅からスティックタイプのものを持っていってよかったです。近くにコンビニはたくさんあるので、買いに行けばよいのですが(笑)。
 
 
小さいけど、クローゼットもあり。セーフティボックスはありません。
 

 ドアの横にキーを差し込むところがあります。差し込むと電気が点くようになっています。そこは現代風だけど、ドアノブとかドアの造りはやっぱりレトロです。
 

 次は水回り。
きれいに清掃されていますが、やはり「経年」を感じさせます。年季入ってますね~。


 このホテルはバスタブが付いています。
台北に限らず、南国ってバスタブがないホテルも結構あるんですよね。新しくてリーズナブルなホテルだとシャワー室のみというのも珍しくありません。何日か滞在して疲れてくると足湯や半身浴でもよいので、お湯を張れることが有難く感じます。


写真にアメニティが写っていないのは、2025年1月1日より、台湾のホテルではアメニティ無償提供がされなくなったから。ただ、実際のところ、この法律制定前の2019年頃から既に提供を停止している宿泊施設も出てきていたようです。
 
シャンプー類は詰め替え用の大きなボトルが設置されていました。

 
【参考】台湾観光庁より
https://go-taiwan.net/ikutabi/archives/13569 
 

上記URLにも記載がありますが、念のためコピペ。
 
地球環境の負荷低減を目的として台湾の政府では、宿泊施設におけるプラスチック製品使用削減策として、客室内における使い捨てアメニティの無償提供等を禁止する法律を制定しました。
台湾当局では、客室内でのミニボトルや歯ブラシなど各種アメニティの設置廃止に伴い、代替え策として詰め替え可能な固定ディスペンサーを設置して、ボディーソープやシャンプーを提供するサービスへの転換を求めていくほか、歯ブラシやなど個人使用各種衛生用品については持参するよう呼びかけています。同令に従い宿泊施設側では、順次アメニティ提供の停止を開始していますので、予めご留意ください。

なお、2025年1月1日より、台湾の全宿泊施設(ホテル・民宿など)の客室内には、ミニボトルのアメニティ、歯ブラシ・歯磨き粉、ひげそり用カミソリ、ヘアコーム、シャワーキャップなどの衛生用品の設置は完全に停止され、厳守しない施設にはペナルティとしての罰金が課せられます。
台湾旅行にお越しの皆さまにおかれましては、日本で愛用されているのをご持参いただくか、日本へ持ち帰ってご愛用いただける台湾製品に現地で出会っていただければと思います。

★航空機内では100mlを超える液体物の持ち込みはできませんので、スーツケースなど受託手荷物にお入れくださいますようご留意ください。
 

今回のこの政府の施策は私たち海外からの旅行者の間でも話題になったけれど、いきなり始めたわけではないようです。

実は、台湾は環境問題に非常に敏感で、世界トップクラスのリサイクル大国。資源回収率は約53%にも及ぶそうです(日本は約20%ほど)。とはいえ、1990年頃まで資源ごみの回収が全く行われておらず、あちこち溢れかえっていたところ、台湾政府が廃棄物管理を推進。現在ではゴミ自体の量も減り、焼却などの管理もうまくいっているそうです。また、台湾の人たちの環境に対する意識も高まり、自分たちが出すゴミが自分が住む町だけでなく、外出先や旅行先などにどのように影響するのか、迷惑がかからないかなどを考えるようになってきたといいます。
 

台湾政府は2002年7月以降、公的機関や商業施設、飲食店などで使い捨てプラスチック食器の提供を禁じています。ただ、このときは生分解性プラスチックは規制対象にならなかったのですが、特殊な環境下でのみ短期間で分解されることや、堆肥化などの施設が台湾にはまだない等の理由から、2023年8月より規制したたそうです。

こうした流れがあって、アメニティ提供停止の動きがあったわけですね。台湾、すごいですよね。


國王大飯店ではペットボトルを2本サービスしてくれていますが、台湾では年間45億本以上のペットボトルが捨てられていることから、そういうサービスもどんどん減っているといいます。デキャンタがおかれて、ウォーターサーバーに汲みに行くというスタイルに変わったホテルもあるとか。
 

念のため、空のドリンクボトルと「奉茶行動」のアプリを入れて、なるべくペットボトルの水を買わないようにしましたが、コンビニがあれだけたくさんあるとついつい買ってしまいます。その点、反省です。

*奉茶行動とは
台湾で始まった「ペットボトルなどのプラスチックゴミ削減」と「水分補給」を目的とした官民共同の環境保護プロジェクト。専用アプリを利用して、街中にある無料の給水スポットを簡単に見つけることができる。
https://www.circuplus.org/water-refill-map/ (中国語)
アプリは、APP StoreやGoogle Playでも検索すると出てきます。

 

 

全然、話が違うんですけど。
鏡台の上とか引き出しの中に、ホテルの案内が書かれた冊子が入っていますよね。一応、いつもどこかに泊まったら目を通すのですが、これは初めて見たなあ。

このホテル自体はちゃんとしたホテルなので、どう考えても場所的な理由。かつて日本人駐在員や出張者から「五木大学」と言われた林森北路がすぐそばですから。

*五木大学
日本の歌舞伎町のようなエリアである「林森北路」は、”木”という字が5つで成り立っていますよね。つまり、現地のスナックやクラブなどの夜の店で台湾の文化や中国語を学んだりすることを、大学での学びに例えたもの。


別にここのエリアに限ったことでなく、繁華街近くのホテルではある話だと思います。こうして書くしかできないし、むしろそれを遠回しな表現をせず、きちんと書くのは、非常に良心的だと感じました。

中山エリアっていうと、日本人にとっては便利で過ごしやすい場所なんだけど、こういう面もあるということで。

 

*  *  *  *  *
【編集後記】
こういう問題を肯定するわけじゃないけど、お互い合意ならまだいい。浮気や不倫はまずいけど、それでもするなら大人として自分の責任でやってくれと。ただ、もしもこれが売〇とか相手が未成年とかだったら?何とも言えない気持ちになるし、どんな時代になってもなくならないなと、暗い気持ちになる。
随分前に、「五木大学」のことを楽しそうに話す元・日本人駐在員の方に会ったことがある。友達(女性)は一緒に笑って、桃色話だと茶化しながら会話していたけど、私は笑えなかった。世渡り下手かもしれないけど、下手でもいい。私たちはホステスさんみたいな会話のプロじゃない。普通の会社員がそんな話を聞かされてニコニコして話に付き合っちゃだめだよ、と思う。
このあたりについてはなかなか斬り込めないけれど、いつか何かしら書きたいと思っている。

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