2026-05-14

台湾丨久しぶりの台湾(1)往路+エバー航空を選んだ理由

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久しぶりに台湾に行ってきました。最初の訪台は2005年12月。最後の訪台は2008年3月、ちょうど総統選挙の直前。およそ18年ぶりです。以前は航空会社の希望は特になかったので、時間帯と料金の都合がよかったユナイテッド航空で来たような気がします。

 
航空券を調べてみると、LCCのおかげで随分安く気軽に行けるようになっていたものの、「今度台湾に行くときはエバー航空で」と思っていました。結果として金額も高くなくLCCよりお得だったのでは?という感じでした。


成田発で、懐かしの桃園国際空港(初訪台の2005年時点では「中正国際空港」という名称だった)まで、およそ2千300km。約3時間半。気軽に来られる距離なのに、ずいぶん間が空いてしまいました。
 


台北に行くとき一番便利なのは「羽田 ⇄ 松山空港」ですが、成田空港の方が広々していて妙に落ち着くというか、海外旅行に行くという気分になるんですよね。特に昭和生まれにとっては、海外旅行はほとんど成田発だったし、ドラマでもよく出てきたり、何かと思い入れがあったりします。
また、台湾入りするときは桃園国際空港着だったので、今どんな風になっているか、台北市内に向かう風景はどう変わったか?も見てみたかったです。

 

LCCが使えなかった理由
もともと荷物が重くなる方なので(行きは現地の知り合いへのお土産、帰りは現地で書籍や食器など重たいものを買ってしまうから)LCCでは無理がありました。 機内持ち込み荷物だけで、上手にパッキングして7kgとか10kg以内に収めている方の動画やブログを参考にさせていただいたものの、こんな感じ。
 
頑張って軽くしたのに13.72kg。キャリーケースだけでも10kg超えでした。

加えて、時間帯を考えるとLCCはちょっときつい。一応調べてみたけれど、前泊+オプション料金を考えると、近場の台湾なら、むしろ普通の航空会社の方が安いか、あまり変わらないかという感じでした。 
 
 
航空券、実際にいくらだったかというと・・・
今回、JTBのサイトで航空券(エコノミー)のみを購入、往復で4万円ちょっとでした。もちろん、空港税などの諸費用はすべて込みです。
購入は2月の初め頃、燃焼サーチャージはまだ上がってなかったし、たまたまその時にJTBのサイト内に数量限定の5,000円OFFのクーポンがあったこと、過去に利用したときに付与されたポイントが使えたことが大きかったです。決済で使ったクレジットカードのポイント付与も考えると、実質4万円切ることになるので安いですよね。

※2026年5月1日発券分からのエバー航空・日本(沖縄を除く)=台湾路線の燃油サーチャージは、成田ー台北(桃園)間の場合、片道15,300円、往復で30,600円が運賃とは別にかかるそうです。これからもっと上がるんでしょうか・・。飛ぶだけいいみたいな感じになってしまうのか??
ちなみに、初めて訪台した20年くらい前のときは、確か往復23,000円くらいだったような記憶が。

 

ただ、チケットのクラスはⅤクラスという一番格下(?)のものなので、事前の座席指定は不可、変更不可、預け入れの荷物は1つまで、マイレージ加算なしです。
欧米など遠くに行く場合はマイレージが加算される方がありがたいですが、台湾のように近い場合はあまり気にしなくてよいかなと個人的には思っています。
マイル修行をしている人からは怒られそうですが(笑)。


夜だったらきれいだったかも?

事前の座席指定はできなかったものの、当日のチェックイン・カウンターで希望を伝えてみたら通る場合もありそうです。今回はこちらが伝える前に「窓側のお席をお取りできますが、いかがいたしましょうか?」と聞いてくださいました。進行方向右側「K列(台北→東京の場合はA列)」は、天候がよければ富士山が見えることがあるけれど、本日の天候では難しいという情報もいただきました。
※搭乗手続き開始から20分くらいだったと思います。混雑時は難しいと思いますが、空いていれば早い者勝ちみたいな部分はあるかもしれません。

あいにく富士山は見えませんでしたが、日本の太平洋側の地形が時々見えました。
 
高度1万2千メートル以上、外気温はー57℃という世界。機体は頑張っている。
 

 
機内食はこんな感じ。「ポークカレー 」と聞いていたのですが、ポークカツ・カレーでした。
 
 
台湾行きは18年ぶりだけど、飛行機に乗ること自体も8年ぶり。
確か2018年にハワイに行ったとき以来です。だから、飛行機も進化していて窓の蓋というのか、日よけのスライドがないことにも感動しました。ボタンを押すと窓が青くなって眩しくない。で、上のボタンを押すと時間はかかりますが、元の透明な窓に戻っていきます。
これ、いいわあ。


 途中、こんなモノトーンの世界に。
 

 
台湾のナショナルフラッグキャリア「チャイナエア」でもよさそうなのに、それでも今回、民間航空会社のエバー航空を選んだ理由。

創業者の故・張榮發(ちょう えいはつ、チャン・ロンファ) 氏が、2011年の東日本大震災の際に、義援金として個人で10億円を日本赤十字社を通じて寄付し、グループ傘下の企業には毛布などの各種救援物資の提供を指示、エバー航空の機材を利用して、被災地だけでなく各国政府や国際援助組織の物資を無償で日本に運んでくれた、という記事が記憶に残っていたから。
 
もうほんとにせめてものお礼と今後の応援を込めて!
 

 
張榮發氏とエバー航空
日本統治時代の1927(昭和2)年10月6日、台湾の北東部、宜蘭県蘇澳鎮生まれ。台湾北部最大の港湾都市・基隆に移り、「国語家庭」で育つ。国語家庭とは、皇民化運動の一環として各地方政府が認定した「家庭内で日本語を常用する模範的な台湾人家庭」のこと。
少年時代から日本の海運会社・南日本汽船で用務員として働きながら夜間学校に通い苦学して航海士となり、15年間の船員・船長として勤務した。具体的にいうと、日本に向かうバナナ運搬船にも乗っていたという。
1965年に友人と海運会社を設立した後、1968年9月、自身の名の一部「張栄」から名付けた長榮海運(エバーグリーン・マリン)を設立し、日本から購入した中古船一隻で事業を開始した。

当時の貨物船はまだバラ積みが主流だったが、今後はコンテナ貨物船の需要が増えると見込んだ張氏は、大規模の資金を投入したが、台湾という小さな国の新興企業にとって業界への参入は厳しいものだった。
日本各地の港湾へ進出に苦労する中、まず神戸港が、次に仙台港が門戸を開いてくれたという。そして長榮海運は、1985年にコンテナ海運で世界首位に登り詰め、現在では世界4位(シェア4.8%)に。日本語世代であることに加え、こうしたことから仙台にも特別な思いがあったのかもしれない。
 
さて、エバー航空はというと1989年に設立。1991年に運航開始し、世界4大陸60以上の都市に就航。 



 
2011年3月11日、エバー航空がすでに定期便を就航していた仙台空港に大津波が押し寄せた。テレビで映像を見た張氏はひどくショックを受けたが、前述の支援を即決する。
 
その後、エバー航空は2013年にはスターアライアンスに加盟。英国の調査機関スカイトラックス社による格付けで5つ星のエアラインにもなった。安全面でも高い評価を受けており、ドイツの航空安全データセンターによる「世界で安全な航空会社トップ10」にもランクインもした。実際のところ、海運事業の開始から現在まで重大事故は1件も起こしていないという。 
航空事業に参入した後は、ホテルや金融も抱える巨大グループに成長しただけでなく、1985年には、恩義を社会に還元したいという思いから、奨学金を提供する張栄発基金会を設立もしていた。
 
 
2016年1月20日、張氏は88年の生涯を閉じた。
 
 
自身の功績や震災後の義援金についても、表だって話すことを好まなかったため、メディアに大きく取り上げられることはそれほど多くはなかったのですが、その偉功は語り継がれるべきだと思っています。
それに、エバー航空、推したくなりますよ、ね? 
 
 
何より早く事態が収まって、また気軽に海外旅行に行ける時代になるといいなあ。
またエバー航空で台湾に行きたいです。
 

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