台湾|冬の阿里山で見る雲海と日没(嘉義縣阿里山郷)

冬の阿里山の見どころのひとつ、「雲海」が見えました。
普段視界に入っているものは何かしら動いていますが、この雲海を目の前にしたとき、自分が動かなければ音もしないし、静止画の世界に入り込んでしまったような不思議な感じがしました。

16時31分
確認できるのは、空の色が刻々と変わっていくことくらい。

雲海を見るためには、冷え込み始める時期に気合いを入れて、山奥へ行かなければ見られない、と思い込んでいました。それほど間違いでもないと思うけど、阿里山に関しては気合は要らない、・・じゃなくて、そもそも台湾にいて「気合」がいることがあるのかどうか(笑)。

16時38分

標高は高くとも、真冬の東京よりも少し暖かいくらい。
しかも、歩いて5分くらいの場所にはホテル。ちなみに時期は12月中旬です。


17時13分



雲の種類も雲海が発生する条件も色々あるようですが、雲海になりやすい雲は、2,000m以下の高さにできる「層雲」「層積雲」で、盆地にできやすいとか。もっと高いところで見られるものもあるようです。
 
発生条件は主に、
  ①放射冷却によって気温が下がって発生
  ②冷たい水面×温かい空気
  ③温かい水面×冷たい空気
  ④温かい水面×冷たい空気によって発生する霧
  ⑤湿った空気が風で山の斜面に吹きつけられて上昇して冷やされる


17時14分

ブログを見てくださった方から「金の龍が泳いでるみたい」と言われて、
たしかに雲の形がそれっぽい(笑)。

17時15分


日頃、意識すらしない「1分」という時間がとても長く感じられるというのが、新鮮でした。静止画の世界みたいだからこそ、自分の心が騒がしいことに気付いたりします。

17時16分

忙しいことがかっこよくて、暇だと怠けているとか努力が足りないみたいな風潮ってどうなのかな~と思いながらも、そこからいまいち降り切れてない自分もどうなのかな~、と思うことは多々ありました。
なのに、こうして小休止の機会が訪れると「こんなことしてていいのかな?」と思ってしまう自分がいたりします。

17時22分

大袈裟かもしれないけれど、喧噪(俗世?)から離れてホッとしている一方で、雲の下にある日常に帰れなくなったら怖いなとも思うほど、ちょっと異世界でした。

17時34分


現時点(2005年12月現在)では、残念ながら日没の時間まで居ると、もう帰りのバスはありません。最終便が16時半頃だった・・・。

17時38分


冬の阿里山に来れば必ず雲海が見られるというわけではないので、運がよかったと思います。欲を言えば、きれいな日の出も見えたらよいのですが、阿里山に何度か訪れている方でも、両方を見られることはなかなかないようです。

これから行かれる方、幸運を祈ります!



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