Thailand| 消えゆくレトロアジア:ホテル・デュシ タニ・バンコク【解体】

ホテル「Dusit Thani(デュシ タニ)」解体の噂を聞いて、せめてお茶だけでも・・と思い、立ち寄ってきました。初めてきたのに、見収めです。


1970年にバンコク中心部・シーロム地区に開業して以来、タイを訪れた各国首脳や有名人らも宿泊、ホテル内のレストランはタイの王族も頻繁に利用していたという、日本でいうと帝国ホテルみたいな位置付け。

 


 

タイ語でデュシット(Dusit)は、タイの神話の中で7つある天界の4番目の『天国』の名称で、タニ(Thani)は『街』。合わせてデュシ・タニ(天国の街)。20世紀初頭に国王に即位したタイ王朝のラマ6世が考案した思想だそう。


キラキラした近代的というか未来的なビルやホテルが建てられていることもあり、悪く言えば老朽を感じさせるけど、レトロ・アジア(?)な感じは、もはや貴重。今、こういうの作れるかっていうと、どうなんでしょうね。

 

夜はちょっと大人っぽい雰囲気に。



次回はいつバンコクに来られるのか全く未定なのですが、もうその頃には街並みは随分変わってると思います。


●デュシタニ・バンコク:
https://www.dusit.com/dusitthani-bangkok/ja/




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<編集後記>
1泊くらい泊まればよかったなあと思わなくもないのですが、東京だけでもどんどん閉店・解体しているので、正直色々なことが追いつきません(笑)。




【追記:2020年2月】
解体されているそうです。記事も画像も残しておきますので、そうそう、こんな感じだったねとか、レトロ・アジアの雰囲気をお楽しみ頂ければ嬉しいです。
(懐かしむために残す、未来のために記録する、これもこのブログの目的です。寂しいけど)

 

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