JR有楽町の駅前の東京交通会館地下1階にある「喫茶ローヤル」。ビルが開館した1965(昭和40)年に同時オープン。内装も当時のままに残しているそうです。
銅板の細工、大理石、ステンドグラス、ガラスを囲む木枠の彫りなどはもちろん、天井の照明や壁紙も高級感があり、素敵な空間です。
JR有楽町の駅前の東京交通会館地下1階にある「喫茶ローヤル」。ビルが開館した1965(昭和40)年に同時オープン。内装も当時のままに残しているそうです。
銅板の細工、大理石、ステンドグラス、ガラスを囲む木枠の彫りなどはもちろん、天井の照明や壁紙も高級感があり、素敵な空間です。
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ここのところ、レトロ喫茶の閉店・解体のニュースが多く寂しく感じていたところに「2022年12月6日にミロンガ閉店」と聞いて少々凹んでいました。老朽化による移転と聞いてほっとしたけれど、あの空間がなくなってしまうことには変わりがない。
レトロ喫茶巡りをするとき、有楽町や神田には足が向いても大手町って忘れがち。というより、新しいキラキラの高層ビルがどっと増え、レトロ喫茶があるとは思えない雰囲気に。
その中で逆に目を引く9階建ての大手町ビルヂングは1958(昭和33)年竣工。ここには、ありそうな気が・・・・。勘は当たりました!
2022(令和4)年7月8日、安倍元首相が演説中に凶弾に倒れました。心よりご冥福をお祈りします。まさかあんな風に突然亡くなるとは。ご家族や周囲の方はなかなか気持ちの整理がつくものではないと思います。
けれど、その後の展開も衝撃的でした。まず、岸田首相はその6日後の記者会見で「国葬をおこなう」と表明。これに対し、国葬に反対するデモ集会が8月31日、国会議事堂の正門前で行われました。
ニュー新橋ビル地下1階に1971(昭和46)年開業「喫茶フジ」。このメニューサンプルのケースがかわいくて思わず入ってしまったのですが、サラリーマンの仕事場(憩いの場)という感じ。完全分煙、Wifi、電源、明るすぎない店内・・という環境。
オリジナルのコーヒーカップ&ソーサーやティーポットがお土産として売られていました。岐阜・美濃焼の製造メーカーによるものだそう。
有楽町駅西口を出てすぐのところにあるワインレッドのビル「有楽町ビルヂング」。竣工は高度経済成長期の1966(昭和41)年5月。外見は控えめな印象だけれど、一歩中に入ると、飴色のタイルの美しさに目を奪われます。
残念なことに、建築ファンにも愛されているこのビルも、とうとう建て替えられるらしい、と聞きました。時期は2023年頃とか。
前回の続きです。ここがビル2階にあるアートスペース。オフィスビルとはいえ、ビルの1階~2階は公共施設みたいな雰囲気もあり、気兼ねなく入れます。ちょうど2022(令和4)年7月4日~30日まで「9人の写真家が見た水俣」の写真展が行われていました。
1969(昭和44)年に出版された石牟礼道子(いしむれ みちこ)さんの「苦海浄土」、昨年秋に公開された映画「MINAMATA」は有名ですが、数十年に渡って水俣に足を運んで撮られてきた写真はどれも胸に迫るものがあります。
でも、つらいものばかりではありません。
有楽町駅前の再開発も決まっているし、東京の風景もどんどん変わっていきそうなので撮りためています。今回は「新東京ビルヂング」、1963(昭和38)年第一期竣工、1965(昭和40)年完成。
この時代のビルは角に丸みを付けたものが多い気が。デザイン的な流行か、「尖ったものや鋭さを感じるものを他人様に向けてはいけない」ということに敏感だった昭和らしい感覚か。角に使われている曲面ガラスは当時の最新技術だったそうです。