大阪|千里阪急ホテル(3):フロント・ロビー

 まずは、1階のフロント&ロビー。南欧風とか邸宅風と表現される内装と調度品も素敵で、入った瞬間にもう「来てよかったなあ」と思いました。ただ、建築が専門ではないので、素敵だとは思いつつも、その価値や技術、設計者が意図するところなどをちゃんと理解できないことがちょっと悔しい。


あんなところにどうして八芒星のレリーフタイルを付けたんだろう?」とかも、わかったらきっと面白いんだろうなと思います。

 

出入口のドア。外から中に入るとき。


 
こちらは、中から外に出るとき。
扉は手押ししますが、ちゃんと両脇に自動ドアも設置されています。

 

 

入ってすぐ右側には、「千里東急ホテルの歩み」と題されたパネルが展示されています。


 

東館と西館に分かれていますが、入口の正面にある階段は東館への入口。
敷地に傾斜があるのを利用して建ていることもあり、勾配がゆるく、高さの割に長い階段。開業当時はフロントは2階にあったという話も。



こちらがロビー。椅子もテーブルも少な目ですが、グループ旅行が何組か来ても人と人がぶつからないようにしているのかも?





 
フロントの向かいにある茶色い棚の後ろ姿が写っていますが、これはアメニティ(歯ブラシセットや綿棒など)やティーパックやドリップコーヒーなどが置いてあります。チェックインを済ませたら、必要なものを自分でお部屋に持っていくスタイルです。


 床に敷き詰められているタイルは土粘器で一つずつ切り出したものなのだとか。人が歩いたときの心地よさにこだわったそう。ここにも、量産できない職人さんたちの手仕事があり。
このライトも素敵。

 

西館のお部屋には、突き当りのエレベーターを利用します。

2階は、宴会場があります。


階段の手摺りは何度も削り出しをして完成させたもので、手触りの良さにこだわっています。すべすべしているけど、しっかり手に馴染みます。



こういうライトも職人さんの手仕事なんだろうなあ。



見落とし・見逃しはたくさんあると思いますが、おそらく閉館するまでのあと1年の間に来られる気がしていません。同じように、少しでも見逃すまいとカメラを持ってウロウロしているお仲間がいらっしゃり、みんな「これを壊すなんて!!」と嘆き、悲しんでおられました。そりゃ、そうだよね~。

 

夜はこんな感じです。


 

画像の整理が追いついていないのですが、まだまだ続きます。
具体的な説明が少ない分、画像をお楽しみいただければと思います。


*  *  *  *  *
【編集後記】
楽天トラベルではお部屋の予約が取れなかったとお嘆きの方がいたのですが、この不況や 価格高騰の中では、大阪に来るまで交通費も合わせると負担も大きくなりますよね。
私は、JTBのサイトで「新幹線往復(指定席:品川~新大阪)+シングル宿泊(朝食付き)」を予約。「3月中旬に1泊」であれば朝食を付けても、新幹線の時間帯による追加料金を加算しても、4万円くらい。2泊にしても6万もしないなんて!!既にいろいろな有名なホテルの宿泊費がインバウンド料金になっているので、ホントにいいの?って感じでした。
JTBは、しっかりしているけど高いというイメージが数十年前からあったのですが、時代は変わったのか、結局私が調べた中では一番安く、選択肢も多かったです。旅のTipsなんかもいつか記事にしたいなあ。
(2025年2月予約時点の情報です)


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