2017-07-17

湘南|東洋一のサナトリウム跡:南湖院(茅ヶ崎)


東洋一のサナトリウム(結核療養所)と言われた「南湖院(なんこいん)」。1棟だけ当時の建物が残されています。



サナトリウムは、高原や海浜など環境の良いところに建てられることが多く、湘南は結核療養に格好の場所のひとつとされ、葉山から湯河原あたりまでの相模湾沿岸には療養所や貸別荘があったそうです。

2017-06-20

湘南|美術館のカフェ:カフェ・ルシュマン(茅ヶ崎市)

 

こんなにモリモリと育った緑の中に素敵なカフェがありました。しかも、JRの駅から徒歩7~8分、さすが湘南という感じ。割と穴場的な感じもするこのカフェは、茅ヶ崎美術館内にある「カフェ・ルシュマン」さんです。すごく寛げる雰囲気です。

 

美術館に併設されているカフェは、「混んでいる」「高い」「閉店時間が早い」ことが多いのですが、こちらは平日のランチタイムを避けたらか、空いていました(ただし、企画展が人気のものだったりすると、平日でも混んでいるそうです。)

2017-05-29

ART|街の時計たち(2021年3月27日更新)

腕時計やスマホで時間を見る時代でも、街には様々な形の時計があり、減っていくことはなさそうで。街で見かけたいろいろな時計をスナップしてみました。少しずつ追加していきます!


 江ノ電「藤沢」駅の花時計。

2017-05-21

東京|昭和30年代の名残:有楽コンコース+まんぷく食堂(有楽町)

JR「有楽町」駅のそば、銀座側と日比谷側を繋ぐガード下「有楽コンコース」。竣工は1966(昭和41)年。

壁には、「丹下左膳」「子連れ狼」「椿三十郎」「座頭市」「独眼竜正宗」などの古い日本映画のポスターが貼られています。日比谷・有楽町が映画街だったこと、映画の大量生産競争の激化していた時代の雰囲気が伝わってきます。

2017-05-04

東京|矢橋作品のモザイク壁画(1):東京交通会館(千代田区有楽町)

高度経済成長期に建てられたビルの解体も気になってきたので、今回は、有楽町駅前にある店舗・オフィス・展示場などを有する大規模な複合ビル 「東京交通会館」へ。1965(昭和40)年竣工です。やはりこの時代のビルは、角に丸みを付けています。


東京交通会館が建っている場所は、東京都交通局と、戦後の闇市から発展した立ち飲み屋、寿司屋など木造店舗がひしめき合う「すし屋横丁」があった場所。当時、近所にあった都庁や大手新聞社(朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社)の記者達の溜まり場として昼夜を問わず賑わっていたそうです。

2017-04-17

東京|二・二六事件など歴史の舞台:旧軍人会館/九段会館

 九段のシンボル的な建築のひとつ「九段会館(旧軍人会館)」、独特の雰囲気がありますが、昭和御大礼記念事業の一環として計画され、建設の際には昭和天皇からの御下賜金もあったそうです。ここだけ異空間感じです。

1936(昭和11)年に起きた「二・二六事件」の司令部が置かれた場所でもあり、その翌年には、清朝最後の皇帝の弟・愛新覚羅溥傑(ふけつ)と嵯峨浩(さがひろ)の婚礼が行われたりもしているので、おめでたい意味でも歴史的です。

2017-04-08

東京|昭和五輪の遺産:インターナショナル・アーケード(有楽町)【閉店】

1964(昭和39)年、東京オリンピック開催に合わせて東京の町は急ピッチで整備されていきました。新橋~有楽町間のガード下もそのひとつで、外国人向けの「インターナショナルアーケード」もオープン。外貨獲得のための商店街で、当時は円安だったので盛況だったそうです。

入ったことはないのですが、随分前(20年以上前)、ショーケースには兜や日本人形が飾られていた記憶があります。外国人向けのお土産屋さんのほか、色々なお店があったようです。