2023-11-28

静岡|熱海駅周辺(1):駅前で足湯

熱海は古くからの温泉街。相模湾に面し火山性の丘陵地で天然温泉が豊富、市内にはいくつもの公共の温泉施設があります。熱海という地名も、海上に温泉が湧き昇り、波が熱湯となることから「あつ(熱)うみ(海)が崎」と呼ばれるようになったとか。

 

駅前に足湯があり、いかにも温泉地という感じ。温泉が発見されたのは江戸時代、徳川家康が入湯したことでその名声は飛躍的に高まりました。江戸時代にはすでに27軒もの湯宿が温泉権をもって営業していたそうです。
この足湯は、徳川家康来熱400年(平成16年3月)の記念事業として設置されました。

2023-11-26

静岡|cafe田園(熱海)/新婚旅行の歴史

急な坂道が多い熱海には喫茶店も多く、一休みするには困らないのですが、素敵なお店も多いのでどこにしようか迷うところ。熱海銀座や熱海サンビーチの近く、渚町にある「Cafe田園」さんにも行ってきました。

 

お店の外観は素朴なのに、店内はゴージャス仕様です。現在のご主人のお父様が1959(昭和34)年に開業。木造店舗でのスタートでしたが、6年後に鉄筋に建て替えて以来、内装はほぼ当時のままだそう。 

2023-11-23

静岡|熱海サンビーチ(1):花とアートと修羅場恋愛の文学

 

東京で育つと「思わず入りたくなるような海に行きたければ、遠くに行かなければならない」という刷り込みに近いような根深い思い込みがあります(特に昭和育ちは)。湘南に行けば?相模湾は東京湾よりずっときれいでは?と思ったら、「まあ、東京湾よりいいけど、思わず入りたくなるかっていうとそんなこともない」という感じだと思います。

 

熱海だって東京から1時間半で来られる距離だから、きれいといってもたいしたことないんじゃないの?と期待せずに来たら、水に透明感があるのに驚きました!

2023-11-22

静岡|ビーチ沿いのレトロ喫茶:サンバード(熱海)

今年の冬はすごく暖かく11月下旬にもなるのに昼間20℃くらい。それなら海辺で日向ぼっこをしようと日帰りで熱海を散策してきました。東京から1時間半くらい、湘南エリア住んでいて都内まで通勤している人なら、通勤と同じくらいの時間でこんなところに来られるという距離感。


温泉もあり気候も穏やかなため、古くから保養地として栄え、文豪の創作の場にも選ばれてきました。「日本のハワイ」とか「東洋のナポリ」と言われ、新婚旅行のメッカだった時代もあります。今では都会からの移住者も多いところです。

2023-11-09

東京|日比谷公園のタリーズ/再整備工事中の様子

 

都内のカフェとは思えない光景ですが、2022(令和4)年5月にオープンした「タリーズコーヒー 日比谷公園店」 です。今年は11月なのに暖かい日が続いていることもあり、テラス席は空いてもすぐに埋まってしまいます。

 

お店の奥には特別スペースが設けられ、日比谷公会堂の開業当時の資料(東京都が記録・保管していた貴重なもの)の一部が紹介されています。

2023-11-06

東京|JR神田駅周辺・街歩き(2):高架下とか商店街の風景

神田と聞くと、東京駅や日本橋、秋葉原の間に挟まれているためすごい都会をイメージする人もいますが、小中規模ビルが立ち並びこのエリアだけ下町的、庶民的な雰囲気が残っています。何でここだけ?な感じです。大手町方面から来て日本橋川を渡るとタイムスリップをしたかのように街並みが変わります。

実は、煉瓦造りに見えるのは中央線の西側部分のみだったりする

JR神田駅付近は、東京に馴染みのない遠くから来た人がイメージする神田は、ちょっと遠いエリアのことだったりします。

2023-11-05

東京|JR神田駅周辺・街歩き(1):「今川小路」跡

神田駅の西口と東口(東京駅に近い方)に、かつて戦後の時代から生き続けたガード下の飲食店街「今川小路(いまがわこうじ)がありました。千代田区(鍛冶町)と中央区(日本橋本石町)の境あたり。

向こうには大手町の新しいビルが見える。

竜閑川を埋め立てた跡に建てられ、最盛期には居酒屋や焼肉店など16軒が肩を寄せ合うように並んでいたそう。ガード下にピッタリはめ込むように建てられた住居兼店舗、戦後の混乱期に建てられたような雰囲気。今ではもうほとんど見かけなくなりましたが、2017年9月に閉鎖・解体されるまで、大手町にこんなに近い場所に残っていたんですね。