2025-09-16

静岡|白浜海岸が目の前:Hana Cafe(下田市)

道路越しに白浜海岸を眺められるカフェ「Hana Cafe」さん。サーフショップの白浜マリーナさん内にある水着やハワイアンの衣装、アクセサリーなどを販売しているショップに併設されています。


 天気は薄曇りだったけれど、それでもこんなにきれいな海岸を眺めながら、のんびりランチが楽しめます。東京砂漠で働いているせいか、すごい贅沢な気分です。

2025-09-15

静岡|伊豆白浜海岸(下田市)

東京から行きやすいエリアの中で、一番砂が白い(かもしれない)ビーチ「下田白浜海岸」にちょっと寄ってきました。前日の夜は大雨だったから、まだ雲も多く海も少々荒れていて、濁りもあるけど、それでもきれいで、”都会を抜けた”感があって来てよかったです。

後で書くけど、思い出もあるしね。

2025-09-14

静岡|黒船電車で行く、下田

東京駅から伊豆急下田駅に行くとなると、新幹線で熱海まで行き、そこから伊豆急で「伊豆急下田」駅にいくのが一番早いと思います。おそらく2時間半程度。または、特急「踊り子号」もあります。

 

今回は、アホかと思われそうですが、全て各駅で行きました。東海道線で熱海まで行き、そこから「黒船電車(リゾート21)」で伊豆急下田まで。所要時間だいたい3時間半くらいで、片道4,000円くらい。それだったら特急の方がいいじゃんと言われれば、まあそうなのですが。

2025-09-13

静岡|熱海駅前:レストラン フルヤ(熱海)

熱海駅のロータリーの向こう側、目を引くポップなお店「レストラン フルヤ」。こちらもレトロ喫茶ファンに人気のお店でインスタやブログ、noteで発信している人も多いので、今更感いっぱいの投稿です。

 

1954(昭和29)年創業で、現在のお店は1950(昭和30)年頃からだとか。おそらく入居しているビルが竣工したのと同時に入ったのかもしれません。ビルも年季が入っています。

2025-09-11

東京|再開発でビル建て替え!ミカド珈琲 日本橋本店(中央区日本橋室町)+戦後のコーヒー事情

もうあっちもこっちも再開発でどんどん街並みが変わっていますが、大好きなミカド珈琲さんも2025年9月30日で現在の店舗から移転と聞いて、行ってきました。


正確にいうと、ビルを建て替えた後に現在とほぼ同じ場所で営業するそうですが、工期が6年もかかるため、それまでは40mくらい先にある仮店舗で10月上旬から営業するとのことでした。 

2025-08-01

横浜|お店の下はミニシアター:喫茶あづま(中区)

 

お店の下はミニシアター「横浜シネマリン」という1957(昭和32)年創業の「喫茶あづま」さん。営業は8:00~ 14:00。

第2・第4日曜日はお休みです。シネマリンは滅多に行かないけれど、シネマリンで映画を見るときに待ち合わせたり、寄らせていただくことが多いです。少し歩けば伊勢佐木モールなので飲食には困らないのですが、映画館のすぐそばには見当たりません。

2025-06-17

東京|616・最高裁包囲ヒューマンチェーン共同行動

 

2025年6月16日、最高裁判所を包囲するヒューマンチェーン行動が行われました。きっかけは、2022年6月17日の最高裁の判決、福島第1原発事故に関し「国に責任なし」。つまり「津波対策が講じられていても、事故が発生した可能性が相当ある」「国が東電に対策を命じても事故は防げなかった。だから国に賠償責任はない」というものでした。
 

 
「ちょっと何を言ってるのかわからない」と人を混乱させ、落胆させ、激怒させた迷文ですが、これが今の日本の最高裁の判決?
これに抗議する人たちが、昨年に引き続き今年も日本各地から集まりました。
 

2025-06-11

BLOG作り|Note始めました


随分と出遅れた感じがあるけれど、「note」始めました。
作家さんや編集者さん、ライターさんなどプロも大勢いるし、プロではないものの、めざしているとか、すごく書き慣れた人が多い印象だったので、気後れしておりました。

ひとつのブログの更新もままならないのに、さらに広げてどうするんだというのもありました。過去には、Instagramもやめているし・・・・

2025-03-28

大阪|ピースおおさか(3):国防婦人会の発足

「国防婦人会」って大阪発なんですね、知らなかった。ドラマや漫画では、割烹着に襷掛け、厳しく近隣を監視し、悲しむことさえも許さない、 軍国主義を信奉する厄介な主婦軍団という描かれ方も少なくありません。ただ、当時の写真を見ていると「世話好きでよく働くおかあちゃん達」にも見えてきます。

 

当時の女性たちは「結婚前は親に従い、結婚したら夫や舅・姑に従い、老いては子に従い」で本当に自由がありませんでした。ただ、「お国のため」といえば家を空けることができたし、ひたすら善意だった人、やりがいを感じていた人もいたといいます。軍は女性達のそうしたものさえも利用したとか。戦争の恐ろしさはこんなところにもあるのかと思いつつ、「女性の生きづらさ」という意味では21世紀に生きている私達にも通じるところがあるように思います。

2025-03-27

大阪|ピースおおさか(2):庶民の暮らし

 

偶然、大阪に訪れたのは3月13日。そう、大阪大空襲(一次)があった日でした。予定を組んでいるときにふと思い出したので、何とか時間を作り、追悼と学ばせていただく気持ちで、「ピースおおさか 大阪国際平和センター」に立ち寄りました。

本当に駆け足での拝観となり、画像も説明も不足した記事になりそうですので、詳細はピースおおさかのHPをご覧いただいた方がよいかもしれません。また、前回も書きましたが、見てつらい気持ちになりそうな方は、ご無理なさらず、他のジャンルの記事をご覧いただくか、またのご訪問をお待ちしております。

2025-03-26

大阪|ピースおおさか(1):大空襲80年特別企画「大阪空襲 ~80年前の記憶~」

某国同士が戦争になってから、日本の過去の戦争のことを知りたい人が増えたといいます。何故戦争は起きるのか、起きるとどうなるのか、止めることはできなかったのか、そしてその中で人々が何を思い、どう生きたのか。今は、それらを知ることがだんだん難しくなってきています。


今年は戦後80年、おそらくテレビでも映画でも、博物館や資料館もさまざまな企画をすると思うので、知る機会のひとつになればと思っています。
当ブログでも、そうした記事が多くなると思いますが、つらい画像や言葉を含むものが多々あるため、つらくなりそうな方はご無理をなさらず、またのご訪問をお待ちしております。
 

2025-03-25

大阪|再開発でどうなるのか、千里中央駅周辺

 

千里阪急ホテルに宿泊するにあたって、北大阪急行「千里中央」駅前も少しだけ散策。まずは、かわいいショッピングモール「せんちゅうパル」。160の店舗からなっていて、かつてはとても賑わっていたそう。

 

 向こうにタワーマンションが見えるけれど、ここもいつか開発で取り壊されるのだろうか・・と思ったら、せんちゅうパルについては具体的な計画はないそうです。ただ、千里阪急ホテルも解体されるので、ここもどうなるか・・

2025-03-24

大阪|千里阪急ホテル(6):プールと朝食

ホテルの外観も低層で昭和っぽいけど、プールも昭和。ホテルのプールって昔は「贅沢」の象徴だったような気がします。このプールも1970(昭和45)年の開業時に作られ、1997(平成9)年にリニューアル。

 
【追記:2025年5月】
夏になると、プールサイドビアガーデンが開催されるそうですが、今年は最後!6月28日~8月31日までだそうです。予約受付は、5月28日13:00から。
 

2025-03-23

大阪|千里阪急ホテル(5):クラシック・ガーデン

千里阪急ホテルには宴会場もあり、ここで結婚式を挙げた方も多いと思います。「この場所で結婚式を挙げたい」という声を受けて作ったそうですが、これは素敵!
これが閉館しちゃうの?解体しちゃうの?すごく惜しいです。

多くの人の手仕事で丁寧に仕上げられた空間ならではの温かみっていいですよね。

2025-03-22

大阪|千里阪急ホテル(4):お部屋

 前回に引き続き、千里阪急ホテルの記事です。今度はお部屋の中。シングルで予約をしたのですが、西館のツインにアップグレードしてくださいました(たぶん、スーペリアツイン)。シングルは東館にしかなく、西館はツインのみ。

なので、チェックインのときに西館ですって言われたときには思わずニンマリ。東館の方が古いので、そちらはそちらで楽しめたと思いますが、どちらでもいい思い出になりそうな気がしました(実際、いい思い出になりました)。

2025-03-21

大阪|千里阪急ホテル(3):フロント・ロビー

 まずは、1階のフロント&ロビー。南欧風とか邸宅風と表現される内装と調度品も素敵で、入った瞬間にもう「来てよかったなあ」と思いました。ただ、建築が専門ではないので、素敵だとは思いつつも、その価値や技術、設計者が意図するところなどをちゃんと理解できないことがちょっと悔しい。


あんなところにどうして八芒星のレリーフタイルを付けたんだろう?」とかも、わかったらきっと面白いんだろうなと思います。

2025-03-20

大阪|千里阪急ホテル(2):さくらラウンジ

ホテルの東館2階にあるメインラウンジ「さくらラウンジ」へ。やっぱり内装もレトロ。

 

 アフタヌーンティーを狙いつつ、土日はもちろん平日でも混んでいると聞いて夕方近くなって行ったら、既に売切れでケーキももう2種類しかないほどの人気店です。

2025-03-19

大阪|千里阪急ホテル(1):まずは千里の歴史から【2026年3月閉館予定】

今回の大阪旅行(?)では、1970(昭和45)年の「日本万国博覧会(大阪万博)」に合わせて開業した「千里阪急ホテル」に宿泊しました。倉敷アイビースクエア倉敷市庁舎を設計した建築家・浦辺鎮太郎氏の設計であることや、万博開幕中には外国の要人も宿泊した老舗のホテルとしても知られていますが、素敵な内装がSNSなどにあげられてご存知の方も多いのではないかと思います。


すごーく残念なことに、このホテルも老朽化や再開発のために、2026 年 3 月 30 日(月)の宿泊利用をもって営業を終了、閉館後は取り壊されてしまうそうです。

2025-03-14

大阪|そういえば万博まであと1か月

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記録ブログなので一応載せておこう。もうすぐ大阪万博こと「EXPO2025 大阪・関西万博」が始まります。4月13日から10月13日までの半年間。


 早いもので開催まで何だかんだとあと1カ月になりましたが、盛り上がってる感じがありませんでした。東京オリンピックのときは、地方から来た人に「開催地なのに冷めてる」「全く盛り上がってない」「コロナのせいばかりではないと思う」と言われましたが、大阪に来てみたらそんな感じ。悲しいかな、特に話題にも出ませんでした。

鉄道と駅舎|日本の大動脈「東海道新幹線」(1)

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今回大阪に行くにあたり、東海道新幹線のお世話になりました。「のぞみ」に乗れば、品川から新大阪までの500km以上の距離が、約2時間20分。

 

開業したのは1964(昭和39)年10月1日ですが、計画された段階から今日まで、東海道新幹線が歩んできた60年以上の月日は、近代日本の発展の歴史のひとつだと思っています。久しぶりに乗ったので、改めてその歴史やルートなどを書き留めておきたいと思います。こういうのってきっかけがないと、調べたり、思いを馳せたりしないですよね。

2025-03-13

大阪|戦後から創業、梅田の名純喫茶「マヅラ」(北区梅田)

とても 久しぶりに大阪に来ています。東京や横浜も再開発ラッシュで色々な名店の閉店や、名建築の解体がすごい勢いで進んでいますが、もしかしたら大阪も・・ということで時間の許す限り、レトロ巡りをしています。

 

 大阪・梅田の喫茶店というと、真っ先に思い出すのが「マヅラ」さん。多くの人がブログやSNSでアップしていて、お店の歴史や人気メニューなどについてはもうあまり書くことがないほどの名店です。

2024-11-01

静岡|川沿いにある”好事家”カフェ:ディレッタント カフェ(三島市)

 三島に来たら寄ってみたかった源兵衛川沿いのカフェ「dilettante cafe(ディレッタント カフェ)」。地元である三島や静岡県で採れた食材を使用し、食材そのものを楽しめるイタリアンとして20年。このカフェのもうひとつの特徴は、「原則、スマートフォンの使用を控えめにすること」。


 ”禁止”といった強い感じはなく、スマホに依存しない豊かな時間を過ごして欲しいとのことで、店内のお客さんは誰もスマホを見たり、テーブルの上に置いたりしていませんでした。読書や書き物を愉しむ人、和やかに会話をする人、スマホが普及する前ってこんなだったなあと。

2024-10-30

静岡|水路がある風景(2):源兵衛川/桜川

 ひたすら水路の写真を貼っていきます。水路は浅いので落ちても大丈夫そうとはいえ、やはり靴を濡らしたくないので、水路上に作られた木製の歩道と置き石の上はあまり歩きませんでした。踏み外しそう(^^;

 

こちらは源兵衛川。意外なことに、源兵衛川も湧き水ポイント自体が減っていて、工場排水を放流しているのだとか。

2024-10-29

静岡|水路がある風景(1):蓮沼川と水車(三島市)

三島市には、町のいたるところに水路があります。明治時代には製糸が特に盛んで、製材、精米業、紙すき、染色(紺屋)、製傘(せいさん)業など水力を利用した産業が多く見られ、こうしたモノづくりの職人さんの街でもあったとか。

三島の水は夏冷たく冬暖かいと言われ、年間を通して15度程度、染め物にはうってつけで、昭和初期には小さな町だった三島には染物屋さんだけでも20軒以上あったそうです。布を川に浸している光景はきれいだっただろうと思います。

木製の小さな水車。これで発電していたの?

 

現在、三島市で水車を見ることができるのは、蓮沼川(宮さんの川)や楽寿園内。三島ゆうすい会の「遊水匠の会」が、懐かしい風景を再現しようと、飛鳥時代の水時計や大きな手作り水車を設置したとか。

2024-10-28

静岡|レトロなメリーゴーランド@楽寿園(三島市)

JR三島駅南口からすぐ近くにある「三島市立公園楽寿園」。明治維新で活躍された小松宮彰仁親王が1890(明治23)年に別邸として造られたもので、広さは約22,870坪。緑豊かな園内の中に、すっかり見かけなくなったメリーゴーランドが現役で活躍!

 

としまえん(東京都練馬区)に”現存する世界最古の回転木馬”とされていた「カルーセルエルドラド」が2020年に解体されて以降は、現代風にリニューアルせずに残っているものはどれくらいあるだろう?都内で現存しているものは「花やしき(台東区浅草)」くらいかもしれない。

2024-10-27

静岡|富士山を一望できるレトロなレストラン「アサカ」(三島市)

お天気がよければ大きな窓から富士山が一望できる、1967(昭和42)年創業のレストラン「アサカ」さん。時代を感じさせるインテリアですよね。

 

国道一号線を元箱根に向かって走ると左手にあります。伊豆フルーツパークより三島寄り。駅南口や三嶋大社前からバスで行けそうですが、平日は時間に1本、土日は時間によっては2本あるくらい。穴場とまでは言わないものの、行きやすい場所ではないから穴場的になっているお店ともいえるかもしれません。

2024-10-26

静岡|もう少し先へ:三島に行く

 静岡県って近いのにあんまり行ったことがなくて、昨年に熱海までは行ったので、今年はもう少し先へと思い、水の都と言われる「三島」に日帰りで行ってきました。

 地図で見ると半分が山で半分が平地。芦ノ湖と沼津のちょうど間くらい。電車では熱海で乗り換えて2駅。もう少し足を伸ばせば沼津に行けます。新幹線も通っているので実は通勤圏内でもあります。伊豆箱根鉄道・駿豆線で修善寺まで行けます。

2024-09-30

東京|あれから約8年「パーラー・キムラヤ」(港区新橋)

久しぶりに新橋の「パーラーキムラヤ」さんへ。以前にもブログで書いたけれど、2024年も後半に入った現在でも変わらずに繁盛していることが何だか嬉しい。


その間にコロナ禍があったり、今でも材料高騰、その他支払の増加、人手不足、後継者問題など個人経営のお店は厳しい状況が続いています。なので、チェーン店よりも個人経営のお店に足を運び続け、仮にキャッシュレス対応を始めたお店であっても現金払いを貫いてきたけれど、ふと思った。支えられているのは私達の方ではないかと(笑)。

2024-09-28

湘南|減りつつあるデパートの最上階の喫茶店:瓦斯灯(藤沢市)

最近は減りつつあるようですが、デパートの最上階にはレストランフロアがありました。神奈川県藤沢市の藤沢さいか屋8階のレストラン街にある「COFFEE HOUSE瓦斯灯」。


レトロ喫茶って、つい街歩きをしながら探してしまうんですが、デパートの最上階っていうのもありですね。盲点でした!。1978(昭和53)年オープン。

2024-08-19

東京|明治時代創業の喫茶店:カフェ・パウリスタ(中央区銀座)

創業が1911(明治44)年の喫茶店が銀座にあります。日本最古の喫茶店と紹介されることも多いけれど、日本最初のカフェとされているのは、1888(明治21)年に開店した「可否茶館」 。今はもうないので、現存するものの中で最古という意味かもしれません。100年を超えてる老舗です。

お店の名前「パウリスタ(Paulista)」は、「サンパウロの」とか「サンパウロっ子」という意味だそう。100年以上前に創業されたことと重ねると、ブラジルへ移民として渡った日本人たちのことが思い浮かびます。